北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

北方領土ノート

返還への活動つなぐ 島民2世の印刷会社社長・舘下雅志さん(63)=中標津町=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>10

「本年度の北方領土ネット検定は合格者104人。アクセス者は344人。まずまずですね」--中標津町で印刷会社を営む舘下雅志さん(63)は千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)の中標津支部長。国後島民2世として連盟の青年部活動を経て昨年、支部長に就…

北方領土返還、元島民ら祈る 根室金刀比羅神社例祭

北方領土にあった神社のご神体が預けられている根室金刀比羅神社で9、10の両日、例祭が開かれ、いずれも四島にあった色丹神社、志発島金刀比羅神社の関係者が集まり、北方領土の早期返還を祈った。(北海道新聞根室版2022/10/11) 1945年(昭和20年)…

2月7日「北方領土の日」ウクライナではロシアへの抗議活動が行われている

「2月7日(※北方領土の日)になると、(ウクライナの)若者たちがウクライナ外務省と、在ウクライナのロシア大使館前で抗議活動を実施します」--なぜ「北方領土返還デモ」がウクライナで行われるのか…前ウクライナ大使が日本に問う「覚悟」#3最終回(SAKISIRU 202…

北方領土の元島民の思い 戦争と交流の途絶

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で北方領土をめぐる日ロの交渉や北方4島との交流が全て途絶えました。平均年齢が87歳を越えた北方領土の元島民は今、何を思うのでしょうか。石川一洋専門解説委員が取材しました。(NHKウエブサイト「解説委員室」2022/9/1…

貝殻島コンブ漁「臨検」366隻 ロシア厳格化、昨年の4.2倍

北方領土・貝殻島周辺で6月下旬から9月末まで行われたコンブ漁で、ロシア国境警備局による「臨検」を受けた日本漁船は昨年の4・2倍に当たる延べ366隻に上ったことが6日、分かった。ロシアのウクライナ侵攻に伴う日ロ関係の悪化を背景に、ロシア側が…

元島民の思い漫画に込め イラストレーター・大内さゆりさん(32)=根室市=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>9

根室市のイラストレーター、大内さゆりさん(32)は今、北方領土元島民の体験を基にした漫画の2作目の執筆に取り組んでいる。90代の女性が12歳まで暮らした択捉島の思い出を振り返り、帰郷を強く願う物語だ。2月に発表した国後島出身の80代男性を…

サハリン州知事「ばかげている」クリルの4島を日本領と認めたゼレンスキー大統領に反論

「クリル諸島(※この場合は北方四島)の所有権に関するいかなる論争も、国家の完全性を侵害する要求も容認できない」--サハリン州のリマレンコ知事は自身のテレグラムチャンネルで、クリル諸島の 4 つの島(北方領土)を日本の領土として認める政令に署名したウ…

ウクライナは南クリル(北方領土)を日本の領土と認めた

ウクライナのゼレンスキー大統領はビデオメッセージで、クリル諸島の4つの島を日本の領土と認める法令に署名したと述べた。「重要な決定が下された。ウクライナは、依然としてロシアの占領下にある北方領土の日本の主権と領土保全を尊重することを再確認した…

国後周辺ホッケ漁、漁業者安ども連日「臨検」 水揚げ遅れる弊害も

【羅臼】北方領土国後島周辺で日本・ロシアの政府間協定に基づく安全操業のホッケ刺し網漁が9月30日に始まり、羅臼漁協所属の船団が操業を続けている。漁業者には、日ロ関係悪化の中で出漁できたことに安堵感が広がる。一方、ロシア国境警備局が船内に乗…

対ロ制裁やめても北方領土問題動かず 東大先端科学技術研究センター専任講師・小泉悠氏、ウクライナ情勢解説

東大先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏(40)が釧路市内で開かれた道新釧根政経文化懇話会で「ロシア・ウクライナ戦争と日本 北方領土問題への影響」と題して講演し、緊張が続くウクライナ情勢について解説した。(北海道新聞根室版2022/10/6) そ…

羅臼町で北方領土元島民が埼玉の高校生に島の体験語る

北方領土の元島民が修学旅行生に島での体験を語る講演会が羅臼町で開かれました。講演会には修学旅行で羅臼町を訪れている埼玉県の高校2年生およそ50人が参加しました。歯舞群島・多楽島出身の高岡唯一さん(87)が講師を務め、島では両親が営むコンブ…

北方領土 貝殻島周辺でのコンブ漁 ロシア「臨検」去年の4倍超

北方領土の歯舞群島の一部、貝殻島周辺の海域で毎年北海道の漁船が行っているコンブ漁で、ロシアの国境警備局による船の検査、いわゆる「臨検」がことしは去年の4倍以上に増えたことが分かりました。北海道水産会は「近年、ロシアの国境警備局がチェックを強…

「反戦訴える映画に」 ドキュメンタリー「NEMURO」コズロフ監督、市役所訪問

北方領土国後島のドキュメンタリー映画「NEMURO」の撮影を根室管内で始めた映画監督ウラジーミル・コズロフ氏が29日、根室市役所を訪れ、「北方領土から強制送還された元島民の証言は興味深かった。反戦を訴える映画にしたい」と決意を語った。(北海…

国後島周辺でホッケ漁開始 安全操業、2週間遅れ

日本とロシアが結ぶ「安全操業協定」に基づき北方領土の国後島周辺で操業するホッケ刺し網漁が30日に始まり、根室管内羅臼町の港から約10隻が出発した。ウクライナ侵攻の影響で、解禁日からは2週間遅れ。漁師らは「北海道の代表的味覚」の豊漁を願う一…

ロシア人観 交流で変わる 歯舞群島多楽島出身の福沢英雄さん(82)=標津町=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>8 

標津町に住む福沢英雄さん(82)は歯舞群島多楽島出身。家は島の西部、蒲原磯(かんばらいそ)の裕福なコンブ漁家だった。5歳だった1945年9月、ソ連軍の占領で家を奪われ、一家9人、コンブ漁船で島を脱出した。(北海道新聞根室版2022/9/29) 父は標…

島を追われた人々 思い掘り下げたい 映画「NEMURO」コズロフ監督インタビュー 国後と根室 両岸から同じ視点で撮影

北方領土・国後島のドキュメンタリー映画「クナシリ」の続編「NEMURO」の撮影を根室管内で始めたフランス在住の映画監督ウラジーミル・コズロフ氏(66)が、北海道新聞のインタビューに答えた。コズロフ監督は「国後、根室の両岸から、島を追われた…

故郷追われる悲哀伝える「クナシリ」続編、根室で撮影 監督「元島民、自分に重なる」

フランス在住でベラルーシ出身の映画監督ウラジーミル・コズロフ氏(66)が、北方領土・国後島のドキュメンタリー映画「クナシリ」の続編「NEMURO」の撮影を根室管内で始めた。主な撮影対象の北方領土元島民の人生と、独裁政権によりベラルーシに帰…

「安倍氏が2島軸に転換」 道新政経懇 本紙記者が領土交渉を解説

道新苫小牧政経文化懇話会(代表幹事・貴志雅之北海道新聞苫小牧支社長)の例会が21日、苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開かれ、北海道新聞でロシア関係の報道に携わってきた東京報道センターの渡辺玲男部次長=元モスクワ駐在=が「安倍元首相の対…

安全操業9月中にも出漁へ 日本外務省、ロシア側へ送金手続き

ロシア外務省が北方四島周辺水域での日本漁船の安全操業に関する協定の履行を停止した問題で、日本外務省は22日、ロシア側が協定履行の条件としていたサハリン州との協力事業に関する援助金約1億5千万円の支払い手続きを始めた。これによりロシア側の協…

臨検急増、安心して漁を コンブ漁師・鳥潟好さん(74)=根室市=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>6

「今年も沖に出られた」。根室の漁師、鳥潟好さん(74)は、納沙布岬から3・7キロ先の漁場へ猛スピードで進む220隻の漁船団の中で、喜びをかみしめていた。例年より3週間遅れでスタートした北方領土・歯舞群島貝殻島周辺のサオマエコンブ漁の初日、…

100歳の元国後島民土田さん逝く 帰れぬ故郷、俳句に残し 思いは孫へと受け継がれ

国後島乳呑路(ちのみのち)出身の土田一雄さん(100)=釧路市=が20日、老衰のため自宅で亡くなった。大正から令和の4時代を経験し、北方領土の暮らしを知る生き証人として、近年は四島を題材にした俳句を新聞に数多く投稿。作品からは望郷の念や家…

北方領土返還へ北海道庁と連携 富山県民会議、小玉副知事と確認

北方領土返還要求運動富山県民会議(会長・渡辺守人県議会議長)の設立40周年を記念した北海道訪問団は7日、北海道庁の小玉俊宏副知事と面会した。ロシア政府が北方領土への「ビザなし交流」や「自由訪問」を巡る日本政府との合意を一方的に破棄するなど…

大阪で北方領土返還訴え 元島民2世がキャラバン

北方領土の元島民や後継者らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(本部・札幌)の後継者キャラバンが16日、大阪市内の大阪府庁を訪れ、返還運動に協力を求めた。同連盟羅臼支部の城戸千尋さん(50)、十勝支部の佐藤一郎さん(57)、函館支部の山本由美さ…

エビの味、忘れられない 歯舞群島勇留島出身の石橋ツルさん(86)=根室市=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>6

「エビが揚がったよ」。歯舞群島勇留島出身の石橋ツルさん(86)=根室市=は、大漁のホッカイシマエビをかごいっぱいに入れて帰宅する両親の声を覚えている。きょうだいと一緒に殻をむいて出荷の手伝いを終えると、真っ赤なエビが食卓に。しょうゆをかけ…

洋上慰霊 目の前の故郷「もう一度」 羅臼沖で元島民ら32人合掌

「帰りたい。もう一度でいいから」―。北方領土関係者らが17日、羅臼町沖で行った洋上慰霊。ロシア軍によるウクライナ侵攻で日ロ関係が悪化する中、元島民たちは国後島に向かって手を合わせ、望郷の念をいっそう募らせた。(北海道新聞釧路根室版2022/9/18) …

「早くまた古里へ」 羅臼町と千島連盟支部、独自の洋上慰霊

根室管内羅臼町と千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)羅臼支部は17日、北方領土の元島民らによる洋上慰霊を行った。「早くまた古里の土を踏んで慰霊したい」―。参加者は島に渡れない無念さをかみしめながら日ロ中間ライン内側の船上から手を合わせた。(北…

国後島周辺ホッケ漁、出漁見送り 16日解禁、日ロ間の調整難航

北方四島周辺水域での日本漁船による安全操業のうち、16日解禁の国後島周辺のホッケ刺し網漁について、同日の出漁が見送られる方向であることが分かった。ロシアによるウクライナ侵攻で、出漁に必要な日ロ間の調整手続きに時間がかかっているため。交渉の…

知床事故の3遺体 サハリンから巡視船で小樽に 北方領土問題が影 場所の調整難航

オホーツク管内斜里町の知床半島沖で小型観光船「KAZU 1(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(小樽)は9日、ロシア側から男女3遺体を引き取った函館海保の巡視船「つがる」が10日朝に小樽港に入港する予定だと発表した。到着後、…

立ち入り拒否 故郷遠く 国後島瀬石出身の元漁師・飯塚幹雄さん(84)=羅臼町=<四島よ私たちの願い 日ロ交渉停止>4

羅臼町の飯塚幹雄さん(84)が生まれ育ったのは、国後島東岸、300人が暮らしたという瀬石地区だ。故郷への思いを問うとこんな答えが返ってきた。「墓参もビザなし交流にも参加したことがない。瀬石に立ち寄れるなら、行きたいけれどね」(北海道新聞根室…

松輪島で初の沿岸ミサイルシステム「バスティオン」発射訓練 超音速対艦巡航ミサイル「オーニクス」が敵艦に命中

ロシアの軍事演習「ボストーク2022」(8月31日-9月7日)の一環として6日、クリル諸島中部のマトゥア島(松輪島)で沿岸ミサイルシステム「バスティオン」から、初めて超音速対艦巡航ミサイル「オーニクス」の発射訓練を実施、成功した。ロシア国防省によるとミサ…