北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

住民の意思に反して撤去された古釜布のタウンサインを復元へ ゴミレフスキー市長

南クリル都市管区のゴミレフスキー市長は昨年、住民の意思に反して取り壊された国後島ユジノクリリスク(古釜布)のタウンサインを復元する考えを示した。これに対して、同地区議会のノビコフ副議長は「町の入り口にあった看板を元に戻すプロジェクトの準備は…

北方四島周辺海域のサバの推奨漁獲量 2021年は23万トン

ロシア連邦水産庁は2021年の南クリル諸島海域(北方四島周辺)におけるサバの推奨される漁獲量を22万9,974トンに設定した。これは昨年より1万5,000トン多くなっている。各企業の船団は初夏から漁を開始し、晩秋まで漁を続ける。主要漁場は国後島からウルップ島…

南クリル地区検察官にユジノサハリンスク第一副検察官のポポフ氏を任命

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の新しい検察官に、ユジノサハリンスク第一副検察官のアレクサンドル・ポポフ氏が任命された。ポポフ氏は1989年にサハリン州アニワ地区で生まれた。2011年にサハリン州立大学を卒業後、検察庁に勤務。ユジノ…

国後島で正教の神現祭、信者たちが寒水で沐浴

ロシア正教会の神現祭にあたる19日未明、国後島では信者たちが寒水で身を清める沐浴が行われた。ヨルダン川でキリストが洗礼を受けた記憶を称える宗教行事。沐浴場が造られたのはユジノクリリスク(古釜布)から8km離れた湧き水が出る山中。この夜は教会で徹夜…

樺太連盟3月末解散 引き揚げ者援護、戦禍伝え70年超 会員高齢化「使命果たした」

樺太(現ロシア・サハリン)からの戦後引き揚げ者らでつくる全国樺太連盟(東京、西本美嗣会長)が、3月末で解散することが分かった。1948年の結成以来、引き揚げ者の援護や親睦のほか、樺太の暮らしや戦禍の伝承に力を入れてきたが、会員の高齢化で継…

雪穴を掘る、愛らしいオコジョを撮影 パラムシル島の住民

北クリルのパラムシル島(幌筵島)セベロクリリスク在住のヴィタリー・クズメンコさんから、愛らしいオコジョのビデオが編集部に届いた。ビデオには、真っ白なふわふわの「冬服」を着た小さなオコジョが、懸命に雪穴を掘っている様子が映っている。通常オコジ…

択捉島・紗那で倉庫火災 消防士、隣接する動物保護施設を救う

1月17日22時57分ころ、択捉島クリリスク(紗那)市内のコーポラティブナヤ通りにある倉庫から出火、消防車両2台と消防士6人が現場に急行し、1時間後に消し止めた。この火事で内部30㎡を焼失したが、ケガ人などはいなかった。火事があった倉庫に隣接して、動物…

国際連盟を脱退して以来、日本には外交なんて一度もない 半藤一利

作家で歴史研究家の半藤一利さんが1月12日に亡くなった。歴史とは何か、戦争とはなにかという問いに徹底的に向き合った半藤さん。「私に言わせれば昭和8年以来、日本に外交なんてものは一回もありません。北方領土のことで言えば、かつて幕府海軍を率い、…

穴から吹き出る白い蒸気 その正体は冬眠中のクマの息だった

1月中旬、とある森を歩いていたサハリンの住民が、穴から吹き出る白い蒸気に気づいた。男性はその様子を撮影し、SNS投稿したが、その正体は冬眠中のクマが吐く息だった。「そこには何頭かのクマがいた。蒸気は巣穴から非常に強く出て、まるでストーブがそこ…

マット・デイモン似の男性が行方不明 北クリル・セベロクリリスク

北クリルのパラムシル島(幌筵島)で、33歳の男性が行方不明になっている。男性は、髪は短いブロンドで、180-185㎝と背が高く、若いころの俳優マット・デイモンにそっくり。彼が最後に目撃されたのは1月3日。その後の消息は不明だ。失踪の日、マット・デイモン…

択捉島・紗那 統一ロシアのメンバーが雪の滑り台を造成

択捉島クリリスク(紗那)では、統一ロシアの地元支部のメンバーが子供たちのために、重機を使って雪の滑り台を造成した。ロコトフ市長は「子供たちは大喜びするだろう」と、作業に参加した人々をねぎらった。ちなみに、雪の滑り台が造られた近くには昨年、ス…

択捉島、年明けから暴風雪続く 15日は学校が臨時休校、停電も発生年

1月15日の金曜日、別の低気圧がクリル諸島を襲った。択捉島クリリスク(紗那)は雪で覆われ、キトブィ(内岡)では数時間にわたり停電が発生した。学校は臨時休校になった。クリリスクでは年が明けてからの2週間の降雨量が53mmに達した。これは1月の月平均降雨量…

国後島・古釜布 飲酒中に喧嘩、ナイフで肩を刺した男を逮捕

1月14日夜、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区中央病院救急隊からロシア内務省南クリル当局に、右肩に刺し傷を負った46歳の男性を収容したと通報があった。当局は刑事事件として捜査を開始し、34歳の男を逮捕した。調べによると、被害者と男は2人で酒を…

ビザなし渡航船、2月改修 コロナ対策 病室新設、窓開閉も

政府は、北方領土ビザなし渡航で使用するチャーター船「えとぴりか」(1124トン、定員84人)について、新型コロナウイルスの感染対策を施す改修を来月にも着工する。当初は来年度予算に計上し4月以降に実施予定だったが、昨年のビザなし渡航の全面中…

制裁で国歌使用できず「カチューシャ」斉唱を検討 ロシアオリンピック委員会

ロシアオリンピック委員会選手委員会のソフィア・ベリカヤ委員長は14日の会議で、WADA(世界アンチドーピング委員会)の制裁措置として、国際大会でロシア国歌が使用できないことから、今後2年間、国歌の代わりに誰もが知る愛唱歌「カチューシャ」の斉唱を提案…

国後島、色丹島の生徒が全ロシア学術リンピックに参加 市立資料館も視察

全ロシア学術オリンピックのサハリン州大会が1月13日-14日に国後島ユジノクリリスク(古釜布)で開かれた。新型コロナの影響で、国後島と色丹島の生徒たちはリモートで参加した。生徒たちは9つの科目でサハリンの他地域の子供たちと知識を競った。色丹島クラボ…

国後島・古釜布の生徒がレスリングのサハリン州選手権で優勝

サハリン州のフリースタイルレスリング選手権がユジノサハリンスクで開催され、18歳未満と21歳未満クラスで、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の生徒が好成績を収めた。18歳未満の60kg級では15歳のアレクセイ・フェズィジェフ君が1位、21歳未満の74kg級では19…

南クリル地区に220回分の新型コロナワクチン 来週月曜から接種

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル地区中央病院のタチアナ・ゾロトエドバ院長は、南クリル地区の国後島と色丹島住民用に220回分の新型コロナワクチン「スプートニクV」が割り当てられたことから、来週月曜日から接種を開始すると語った。現在、接種…

新造船「ネベリスコイ提督号」の船内を視察 サハリン州選出議員

ロシア国家院(下院)のゲオルギー・カルロフ議員(サハリン州選出)が今春、サハリン--南クリル諸島航路に就航予定の新造貨客船「ネベリスコイ提督号」を視察した。案内したウラジミール・マルチュク船長は「この船はどんな嵐にも耐えられる全天候型の砕氷船。…

サハリン州 年末年始休暇中150人の赤ちゃん誕生 択捉島でも1人

年末年始の休暇中にサハリン州では男児74人、女児76人の合わせて150人の赤ちゃんが生まれた。116人だった昨年の年末年始に比べて3割増となった。トップはユジノサハリンスクにある周産期センターで、10日間の休暇中に60人が誕生した。次いでユジノサハリンス…

海洋ゴミに傷つけられるトドを救おう 活動家らが署名活動

海洋ゴミのロープや網に絡まって傷ついているトドを救おうと、ボランティアグループが政府に対して救助の仕組みづくりを求める署名活動を行っている。サハリンとカムチャツカで繁殖しているトドは、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに掲載されている。…

国後島で初観察の野鳥増える 米国や日本から飛来

国後島で観察できる野鳥の種類と個体数がここ数年、増加している。これまで島内では確認されなかった野鳥が日本やアメリカから飛来しているためだ。2020年だけでアメリカコハクチョウ、コハクチョウ、アメリカヒドリ、シロハヤブサ、キンメフクロウが観察さ…

太平洋サケマス沖獲りは本当に再開するのか 沖獲り枠6000トン配分

北洋開発協会(北海道機船連内)によると、ロシア漁業庁は昨年12月下旬、2021年の極東サケ・マス漁の「沖獲り」向け漁獲可能量(TAC)2万1,000トンのうち、約6,000トンを資源利用者である7社に配分した。魚種別の配分量はベニ3,720トン、シロザケ1,735トン、ギン…

サハリン--国後島便が雪のため欠航 オーロラ航空

1月13日のサハリン・ユジノサハリンスク--国後島ユジノクリリスク(古釜布)便は、国後島上空が雪のため運休となった。フライトは14日に延期された。(astv.ru 2021/1/13)

北方四島周辺海域でコマイ漁始まる

南クリル諸島(北方四島)海域で年明けからコマイ漁が始まった。同海域における今年の許容漁獲量は3万7,000トンで、デルタ、フリント、南クリル・ルイブコンビナート、オストロブノイ、クリリスキー・ルイバクなど7つの漁業会社に割り当てられた。最大の割当を…

択捉、国後、色丹の200世帯が新たに高速インターネットに接続

ロシアの通信大手ロステレコムは択捉島、国後島、色丹島に出来た新しい建物にGPONテクノロジーを使用して光ファイバー通信回線を接続した。これによって、新たに択捉島のレイドヴォ(別飛)、国後島のユジノクリリスク(古釜布)、色丹島のクラボザボツコエ(穴澗…

北方四島とのビザなし交流船えとぴりか 新型コロナで船内改修

北方四島との交流事業に使われる船「えとぴりか」の改修が行われることになりました。新型コロナウイルスの感染対策を施します。(NHK 北海道NEWS WEB 2021/1/10) 「えとぴりか」は去年、新型コロナウイルスの影響で交流事業がすべて中止となり、出番はありま…

国後島と色丹島の電力 液化天然ガス(LNG)に転換へ

南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)の発電施設を一括して管理・運営しているロセッティモバイルGTPP社は、島内にある既存の電力設備の段階的な近代化と新しい設備の建設に着手、将来的に国後島と色丹島の発電設備を液化天然ガス(LNG)に転換する計画だ。…

択捉島に配備されたS-300V4 千島列島を『要塞』化 潜在的脅威から本土を守る

NIKKEI ASIA 2020/12/16 ロシア軍は2020年12月1日、日本が北方領土と呼ぶ島々の1つ択捉島にS-300V4を配備し稼働させた。日本の最北端の島、北海道の玄関口に最新のミサイルシステムを突き付けたのだ。東京は即座に「容認できない」と非難した。モスクワはこ…

最も魅力的な撮影場所トップ10に千島列島 ロシアの有名写真家が選定

ロシアの自然写真家でブロガーのキリル・ユトノフが自身のインスタグラムで、最も魅力的なロシアの10の場所を選び、第3位にクリル諸島を挙げている。写真家はインスタグラムの写真を撮影するのに絶好のポイントだという。ちなみに第1位はヤクートの氷河湖で…