北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

北クリル・占守島で6人の赤軍兵士の遺体発見 捜索は戦死したすべての兵士が見つかるまで続く

北クリルのシュムシュ島(占守島)で行われた日本軍との戦闘で戦死したり消息不明になったソ連兵の遺骨収集を行っているサハリン「捜索エンジン」の活動が終了し、6人の赤軍兵士の遺体を発見した。捜索隊は12日滞在。捜索は北部の斜面や日本軍の戦車隊とソ連軍…

国後島の一菱内湖とポントウ湖を調査 通称「悪魔のフライパン」水温90~96度 ロシアの科学者調査

ロシア科学アカデミー極東支部の火山地震研究所(IVS、ペトロパブロフスク・カムチャツキー)の熱水研究に取り組む科学者たちが7月13日から27日まで、国後島南部のクリル自然保護区にあるゴリャチェエ湖(一菱内湖)とキピャシチェエ湖(ポントウ湖)で調査を実施…

択捉島・内岡の新しい噴水 子供たちの水遊びが原因で停止

択捉島を管轄するクリル地区行政府は、最近キトヴィ(内岡)のモロデズナヤ通りにオープンしたばかりの噴水を止める措置をとった。行政府担当者によると、噴水で遊ぶ子供たちが水をすくい取ってしまうため、水が不足してポンプが損傷する可能性があるという。…

サハリン--国後島、択捉島便に追加フライト 休暇から島に戻る住民の足を確保

夏休み期間中の需要増に対応して、サハリンとクリル諸島(この場合、北方四島)を結ぶ航空便が追加される。サハリン州政府によると、追加されるフライトは8月6日、8日、13日、15日となっている。州政府は「クリル住民が夏季休暇から戻るためクリリスク、ユジノ…

「陸揚庫」親しまれる愛称を 保存、活用は市民運動で 根室でシンポ開催

国の有形文化財となる見通しの「根室国後間海底電信線陸揚庫」の保存と活用を探るシンポジウムが7月31日、根室市内で開かれた。問題を洗い出す形で進められ「親しまれるための愛称が必要」「メンテナンスに『町医者』的な地元業者が関わる必要がある」「保存…

国後島・古釜布の中央公園にウルシ属の危険植物

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区中央公園で、ウルシの仲間とみられる有毒植物が植えられていることが分かった。この植物に触れると、体中に発疹や擦り傷が現れる。SNSのテレグラムチャンネル「国境にて」によると、公園内で危険植物は除草されるなど世…

ロシア艦隊がパラムシル島に揚陸艦派遣 軍事車両を陸揚げ

7月31日、太平洋艦隊の大型揚陸艦(ロブチャーⅠ級055)が北クリル・パラムシル島の海岸に乗り上げ、貨物庫から軍事車両を次々と上陸させた。住民によると、ロシア軍が「恒久的に」島に入ってきたという。揚陸艦と一緒に、ロシア国防省のために建造されたタグボ…

択捉島沖 漁師が網から抜け出せなくなった3頭のクジラを救助

択捉島沖に仕掛けられた網に迷い込んで抜け出せなくなっていた3頭のクジラを漁師が救助した。クジラを救助する様子はSNSで共有された。漁師は「1頭は傷を負っているように見えたが、重傷ではなかった。危ないから、ここに戻ってくるなよ」と送り出した。3頭…

国後島でサーフィン・インストラクター養成講座 ロシア各地からサーファー参加 子供向け初心者教室も

サーフィンのロシア代表チームが合宿を行ったことで話題になった国後島で、代表チームのペドロ・バルブド監督が指導者を務めるサーフィン講習会が7月26日から始まった。プロとアマのサーファーがロシア国内各地から集まり、インストラクターを養成するコース…

国後島の人気エコ・トレイルにクマが居座る 付近にキャンプ場

エコトレイルのコースとして人気がある国後島のストルボフスカヤ生態系の径に通じる駐車場近くに若いクマが居座り続けている。近隣にはテントで寝泊まりするツーリストらのキャンプ場があり、観光関係者が気をもんでいる。ツーリストが撮影したビデオがSNSに…

国後島・古釜布郊外の戦勝記念広場 住民が「税金の無駄遣い」と批判

国後島のユジノクリリスク(古釜布)に1年前、戦車など軍事装備を展示する戦勝記念広場(野外の公園博物館)が整備されたが、住民たちは予算の使い方に不満を持っている。このプロジェクトは2017年に着手し、2018年9月3日の対日戦勝記念日までに完了することにな…

ロシア首相が択捉島訪問を総括 病院の設備機器導入のために資金を供給

7月26日に択捉島を訪問したロシアのミシュスティン首相はモスクワで行われた政府の会合で、視察結果を総括し、「択捉島では漁業・水産関係の代表と会い、クリル諸島(この場合、北方四島)に特別な税制度を設けるという考えと、生産者を支援するために必要な措…

択捉島を管轄するクリル地区の臨時副市長にアノキナ氏

択捉島を管轄するクリル地区のオルガ・マティシク副市長が7月20日に退任したことを受け、ロコトフ市長はリリア・アノキナ氏を臨時副市長に任命した。アノキナ氏は長年、一般行政部門で働き、前職は領土管理部門で村長を務めていた。マティシク氏は、ロコトフ…

「陸揚庫」の保存や活用法検討へ 専門家ら現地視察 根室

終戦直後まで北方領土の国後島と根室市をつなぐ海底ケーブルの陸揚げ施設だった「陸揚庫」の保存や活用法を検討するため、歴史や建築の専門家などが31日現地を視察しました。(NHK北海道2021/7/31) 「陸揚庫」の保存や活用法検討へ 専門家ら現地視察 根室|…

根室の「陸揚庫」調査 専門家会議が保存、活用へシンポ開催

根室市が設置した北方領土問題に関する専門家会議は31日、終戦直後まで根室と国後島を結んだ海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の現地調査を行った。専門家会議の「陸揚庫の保存と活用を考える分科会」の4委員が、保存や活用に向けて建物の状態を確認した。委…

根室--国後通信回線 島の暮らしの生命線 厳寒の海峡越え敷設 流氷で切断も<北方領土遺産を訪ねて>2

終戦直後まで、北方領土と根室半島を結んだ通信回線。国後島を経て択捉島の東端まで海底も含め、総延長は約370キロに及ぶ。島の暮らしの「生命線」だった通信回線の歴史を追った。(北海道新聞2016/10/31) ■標津ルート 標津川左岸。河口近くにかつて標津と…

根室--国後海底電信線「陸揚庫」31日に講演会 保存の課題話し合う

北方領土問題に関する専門家会議の取り組みとして、根室市は31日、終戦まで根室と国後島を結んだ海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の現地視察と、市民向けの講演会を行う。陸揚庫は国の文化審議会が文部科学大臣に登録有形文化財とすべきだと答申しており、…

「この灯 絶やさずに」ビザなし来年30年 根室で専門家会議・詳報

北方領土のビザなし交流が来年、開始から30年を迎える。根室市は17日に交流のあり方を考える専門家会議を設置し、岩手県立大の黒岩幸子教授の講演会とシンポジウムを市内で開いた。シンポジウムには千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)副理事長の河田弘…

ロシア首相、択捉島の水産加工場視察 スケトウダラの輸送費低減へ優遇制度創設を約束

ロシアのミシュスティン首相は択捉島訪問中、キトヴィ(内岡)にあるヤースヌイ水産加工場を視察した後、水産関係者と懇談した。極東で生産される魚をロシア鉄道で輸送する際に高い関税がかけられている問題について、ロシアの中央部に魚を輸送するための優遇…

択捉島視察のロシア首相 LNG供給のためのインフラ整備を支援 2023年にガス化

択捉島を初めて訪問したロシアのミシュスティン首相は、サハリン州が進めるガス転換政策に関して、クリル諸島(※北方四島)へLNG(液化天然ガス)供給のための支援策をまとめることを表明した。帯同しているリマレンコ知事は2023年の第4四半期に択捉島にLNG貯蔵…

ロシア政府は、クリル諸島(この場合、北方四島)にフリーカスタムゾーンを導入し、外国人投資家を引き付けるために、ほとんどの企業活動にかかる基本的な税を免除することを検討している。択捉島の水産加工場を視察した後、首相は「この一連の措置は前例のな…

ロシア首相 択捉の病院にCTスキャンやマンモグラフィー配備を約束

択捉島クリリスク(紗那)のクリル地区中央病院を視察したロシアのミシュスティン首相は、コンピュータ断層撮影装置やマンモグラフィー、酵素免疫測定装置を提供することを約束した。病院スタッフとの懇談で、「予防とリハビリの両方が出来ることは素晴らしい…

択捉島 ロシア首相が北方四島にフリーカスタムゾーン導入、企業の税金免除を提案

26日に択捉島を訪問したロシアのミシュスティン首相は、クリル諸島(※この場合北方四島)の経済・投資活動に対する新たな支援策を発表した。新しい支援策は、極東地域では前例のないものとなる。首相によると、北方四島では漁業分野でフリーカスタムゾーンを導…

国後島と色丹島29.8% 新型コロナワクチン接種率 州内ワースト2

北方四島を含むサハリン州では25日、新型コロナウイルスの新規感染者数が105人となった。パンデミックに打ち勝つためには人口の60%が集団免疫を持つ必要があるとされ、目標達成までに州内ではあと約5万5,000人が予防接種を行う必要がある。地区別の接種率で…

択捉島 ロシア首相が地区中央病院や水産加工場視察へ 「ユニークで前例のない提案」が明らかになる

択捉島では、7月26日に同島を訪問するとみられるロシアのミシュスティン首相を迎える準備が進められている。首相はお昼ごろ択捉島入りするようだ。島内には当局者が入って準備を進めており、訪問先の1つには地区中央病院が入っている。すでに金属探知機が設…

ロシア首相、択捉訪問へ 四島経済活動で新提案か

ロシアのプーチン大統領がミシュスチン首相にクリール諸島(北方領土と千島列島)視察を指示したことを受け、北方四島を事実上管轄するサハリン州政府関係者は24日、同氏が26~27日に同州を訪れ「択捉島に入る予定だ」と明らかにした。プーチン氏は協…

国後島・古釜布の海岸 ガラス瓶を岩に投げつけて遊んでいた少女に住民唖然

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の海岸。散歩していた地元住民は、ガラス製の空瓶を岩に投げつけて遊んでいた少女2人の行為に唖然とした。偶然目撃した人が現場のビデオ映像をSNSで公開した。「2人の女の子が空のビンを投げている」--映像には1人の少女が映…

国後島・古釜布住民怒る「ガソリンなしでこれから1週間どうするんだ」

国後島の住民はガソリン不足に憤慨している。「島にはスタンドが2つあるが、どこにもガソリンがない」--。輸送船が入港するのは早くて7月27日か28日の予定で、今後1週間住民はガソリン供給がない生活を強いられる。ユジノクリリスク(古釜布)では、サハリンス…

北方四島との共同経済活動で「ユニークで前例のない提案を」 プーチン大統領が四島を訪問予定の首相に指示

プーチン大統領は、ロシア連邦安全保障会議でミハイル・ミシュスティン首相によるクリル諸島(※この場合、択捉島か国後島)の視察を発表した。発言はTVチャンネル「ロシア24」で生放送され、大統領はミシュスティン首相に北方四島での共同経済活動に関する「独…

有害な煙が国後島、択捉島に到達 シベリアの山火事の影響

シベリアの山火事によって発生した有害物質を含む煙が21日、国後島と択捉島にも到達した。昨日まで空気がきれいだった択捉島クリリスク(紗那)が5ポイント、国後島ユジノクリリスク(古釜布)が7ポイントに上がった。大気の質は10段階で評価され、1〜3ポイント(…