国後島のクリル自然保護区は、2月から3月にかけて行った冬季の足跡調査で、1980年代初頭に島に移入されたヨーロッパミンクの足跡を確認した。絶滅危惧種に指定されているヨーロッパミンクは2014年に足跡が見つかってから、毎年確認されており、移入から40年…
北方領土返還要求運動の担い手として活動する中高生の「北方領土サポーター」の会議が17日、札幌市北区で開かれた。札幌市やその近郊、根室管内など道内各地からの10人が、自分たちの世代ができる啓発活動について案を出した。(北海道新聞デジタル2024/3/18)…
【根室】ロシアのプーチン大統領が大統領選で通算5選を決め、北方領土返還運動原点の地・根室では、領土問題の解決がさらに遠のくとの懸念が広がった。プーチン氏の次の任期は2030年までの6年間。平均年齢88歳を超えた北方領土の元島民からは「これ以上、日…
17日のロシア大統領選で通算5期目の当選を決めたプーチン大統領は、極東でも大幅に得票を伸ばした。極東連邦管区の11構成主体別の得票率は60%台が多かった前回2018年から一変し、全て80%以上を記録。北方領土は90%を超え、島民からも「信じがたい」との声…
19日、択捉島では悪天候が続いている。予報によると、場所によっては大雪となり、突風は25メートルに達すると予想されている。クリル地区行政府は学校を休校とし、遠隔モードに切り替えると発表した。吹雪はエネルギー供給システムの運用に混乱を引き起こし…
択捉島などを管轄するクリル地区では、3,809人の有権者がウラジーミル・プーチン氏に投票した。得票率は91.06%に達した。2位は共産党のニコライ・ハリトーノフ氏で134票(3.20%)3位は自由民主党レオニード・スルツキー氏が105人( 2.52%)、新国民党のウラジ…
「国後島民の会」の令和6年度通常総会が17日、千島会館で開かれました。総会終了後の懇親会の余興として行われた「宝引き(ほうびき)」の様子です。水晶島の元島民・橋本三治さんによると、「二メートルくらいの縄を十五本ほど束ね、一本に鈴を付けてそれを当…
17日夜、国後島ユジノクリリスク(古釜布)から15km離れた場所で、子供を含む4人が乗った車が雪の中で立ち往生した。連絡を受けた救助隊員2人が、雪や沼地を走行できる全地形対応車「ビーバー」に乗って現場に向かい、無事救出した。医療支援を必要とした人は…
17日朝、国後島の観光名所「悪魔の指」(ローソク岩)の近くで、野犬の群れが牛を襲う様子が目撃された。島では、野犬があちこちで増えており、住民は人に咬みつくと報告している。(「国境にて」テレグラム2024/3/17)
冬に別れを告げる正教会の伝統的な祭り「マースレニツァ」が17日、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区中央広場で開催された。数百人の島民が集い、待ち望んだ春の訪れを祝った。行政府前の特設ステージではロシアの様々な民族衣装を着たアマチュアアーテ…
ロシア大統領選挙で、択捉島などを管轄するクリル地区の17日午後3時(ローカルタイム)現在の投票率は76.27%となった。3 時間前の正午には73.55% だった。最も投票率が高かったのはゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)の83.89%、次いでクリリスク(紗那の旧日本人…
ロシア大統領選挙で国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の投票率は80%を超えた。同地区行政府のテレグラムは「有権者は家族全員で、まるで行楽地に行くように投票に行った。投票所では有権者の団結が感じられた。投票手続きは違反なく行われてい…
ロシア大統領選挙の投票2日目が択捉島で終了したが、セキュリティ体制はどうなっているのか--。ほぼすべての投票所にゲート式金属探知機とカメラが設置されている。空港のセキュリティチェックのようだ。「私たちは鍵や携帯電話だけでなく、ポケットから小…
サハリン州ではロシア大統領選挙の投票2日目が終了した。16日午後8時(ローカルタイム)の時点で、投票率は同州有権者総数の64.84%を記録した。州選挙管理委員会は「2日間の投票で、サハリン州の投票率は2018年のロシア大統領選挙を上回った」と述べた。政…
林芳正官房長官は15日の記者会見で、北方領土周辺での日本漁船の安全操業を定めた漁業協定に関して、操業条件などを決めるロシアとの交渉入りが見通せない状況を明らかにした。「ロシア側から操業実施に向けた肯定的な反応は得られていない」と述べた。ロシ…
ロシア大統領選挙の投票初日を終えて、択捉島などを管轄するクリル地区全体の投票率は選挙人名簿に登録されている有権者数の半分以上の53.05%に達した。15時の時点では41.79%だった。最も投票率が高かったのはゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)の投票所No. 85…
【根室】根室市松本町の清隆寺本堂を建造物の国登録有形文化財に登録するよう国の文化審議会が答申した15日、地元関係者に喜びの声が広がった。築99年の清隆寺本堂には北方領土・国後島の木材が使われ、1945年の根室空襲の被害も免れた貴重な建物。細川大憲…
択捉島を拠点にしている巨大企業ギドロストロイ・グルーブの「クリリスキー・ルイバク」クラボザボツコエ(穴澗)支店に所属するトロール漁船「ルース」が氷をかき分けて母港に戻って来た。オレグ・チュソフさんのビデオから。(Shikotan telegraph 2024/3/16) …
オーロラ航空は夏季スケジュールに基づいて、ユジノサハリンスク発クリルスク(択捉島・紗那)、ユジノクリリスク(国後島・古釜布)行きの航空券の販売を開始した。住民と観光客向けチケットは3 月 31 日から 10 月 26 日まで便で購入可能となっている。択捉島…
この男の子、とても18歳には見えないけど…南クリル地区の国後島と色丹島では15日午前8時(ローカルタイム)ちょうどに9つの投票所で投票が始まった。この日は例年になく暖かい晴天に恵まれ、家族連れが意気揚々と投票所を訪れた。午前8時から午前10時までの間…
択捉島では15日午前8時(ローカルタイム)から島内5つの投票所すべてで大統領選挙の投票が始まった。各投票所では、開場から1時間以内に数十人が投票権を行使した。大統領選挙で最初に投票した人の中には、クリル地区の市長代理のアンナ・オスキナ氏とクリル…
国後島でエコツーリズムを推進する「南クリル諸島の観光」テレグラムに投稿された画像。説明書きには「国後島ユジノクリリスク(古釜布)の津波。第一の橋が水没。古い写真アーカイブより」とあるが、撮影された年代は不明という。海辺に張り付くように連なる…
北千島のパラムシル島(幌筵島)とシュムシュ島(占守島)の間にある第二クリル海峡(幌筵海峡)に流氷が流れ込んだ。この海峡で最後に流氷が観測されたのは1990年代という。テレグラムチャンネル「北クリル諸島への旅:パラムシル、オネコタン、シュムシュ、アト…
「紛争の結果、平和になった国はない。武力で平和は勝ち取れない」。細川さんがさまざまな場面で訴えていたことを思い出す。 強烈な平和への願いは、1945年(昭和20年)7月14、15日の終戦間際に起きた米軍の根室空襲での経験によるものだ。米軍機から間近に…
ロシアが実効支配する北方領土を日本に引き渡すべきだと主張したとして、国後島在住のロシア人男性が、島の裁判所から行政罰の警告を受けたことが13日、関係者への取材で分かった。朝日新聞電子版で2022年1月に公開された記事に男性のコメントが掲載され、ロ…
択捉島ゴルノエの住民はゴミを収集しないクリル地区行政府に不満を抱いている。家庭ゴミはコンテナに蓄積され、野良犬や鳥、強風によって飛散している。ビデオには、10個のコンテナからあふれたゴミが山積み重なっている様子が映っている。コンテナには蓋が…
択捉島の景勝地ホワイト・ロックス(白い崖=ビラ海岸)で行われたアーティスティックスイミング。ドュエットのアザラシの部?「クリルツアー」に参加した観光客が撮影した。「なんと並外れた美しさでしょう」--。(赤い灯台テレグラム2024/3/13) https://t.me/k…
ロシア大統領選挙の投票日を前に、択捉島を管轄するクリル地区のアンナ・オスキナ市長代理が島民に投票を呼び掛けた。「私は必ず投票に行きます。子どもの将来、自分の地域と我が国の将来を心配するすべてのクリル住民はそうすべきだと信じています」-。ロ…
1938年から1945年にかけてサハリン南部で活動していた国家主義団体「協和会」のメンバーは、日本の警察の指示を受けて、地元住民の間でソ連や中国、米国、英国、その他の国のスパイの探索を行った。FSB(ロシア連邦保安庁)サハリン支局は、1938年から1945年に…
サハリン州のリマレンコ知事が2023年から開始した機動的な医師団プロジェクトの一環で、3月に専門的な医療チームがクリル諸島(北方四島を含む千島列島)を訪れ、住民を診察する。現在、医療チームには 54 人の医師が登録されている。サハリン州政府広報による…