北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

北方四島の話題

択捉島・瀬石温泉 軍駐屯地で「母の心」の集い 女性たちが慰問、焼き菓子振舞う

「祖国防衛者の日」の前夜、ロシア軍が駐屯する択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)で、「母の心」と呼ばれる伝統的な集会が開かれた。この会を発案したのはロシア女性同盟クリル地方支部の女性たち。挨拶したクリル地区のアンナ・オスキナ市長代理は「兵…

流氷に覆われた色丹島・斜古丹湾

色丹島・斜古丹湾は美しい。流れ込んだ流氷をかき分けて、漁船やコンテナが湾を出ていく。テレグラムチャンネル「Shikotan telegraph」に投稿された映像から。(2024/2/22) https://youtu.be/CTZ1sgKPYvE

色丹島 ウクライナでの特別軍事作戦に参加している兵士の21家族に記念品

色丹島からウクライナでの特別軍事作戦に参加している兵士の家族(21家族)に、地元水産加工会社から提供された記念品が贈呈された。(Shikotan telegraph 2024/2/22)

択捉島 ギドロストロイ社がクリル地区行政府に1億2,600万ルーブルの支払いを求めて提訴

択捉島で水産、建設、銀行、観光業などを展開しているギドロストロイ社が島を管轄するクリル地区行政府を訴えた。行政府は3年間、街路維持を行う業務の入札を実施し、ギドロストロイ社が落札したが、行政府は請負業者への支払いを怠った。負債は1億1,900万ル…

国後島「祖国防衛者の日」ウクライナ作戦に参加した兵士を表彰

「祖国防衛者の日」の2月23日を前に、国後島で勤務する軍関係者を称える祝賀コンサートが開催された。勇敢な軍人を称えることは、この地域の良い伝統となっている。式典では、ラグンノエ(ニキシロ)に駐屯する71435部隊のドミトリー・ペトロフ指揮官が、特別…

国後島・古釜布 「祖国防衛者の日」ソ連軍上陸地点にある記念碑に献花

2月23日の「祖国防衛者の日」を記念して22日、国後島ユジノクリリスク(古釜布)にある解放兵士の記念碑で献花式が行われた。記念碑が建てられたユジノクリリスカヤ湾(古釜布湾)の海岸は、1945 年 9 月 1 日、V.I. オブシャニコフ大尉が率いる 147 人の空挺部…

択捉島・紗那の気温16.8℃ ロシアのアジアエリアで2月の最高気温を記録?

テレグラムチャンネル「フォボス」が2月20日、ロシア(※アジア部でということのようだ)で最も暖かい場所は択捉島のクリリスク(紗那)だったと投稿した。クリリスクでは気温が16.8℃まで上がり、これまでの2月の最高気温の記録を7℃も上回った。2002年にロシアの…

国後島メンデレーエフ空港の霧対策 プーチン大統領が改善措置を指示

プーチン大統領は、悪天候のため欠航することが多い国後島のメンデレーエフ空港について、改善措置を講ずるよう政府に求める大統領からの指示リストを承認した。国後島の空港の円滑な運営の確保は重要課題の1つとなっており、クレムリンのウェブサイトにある…

択捉島 2023年の出生数40人 前年から3割超も減少

択捉島を管轄するクリル地区民事登録局のまとめによると、2023年の出生数は40人(男子17人、女子23人)にとどまり、前年の59人(男子29名、女子30名)から3割以上も減少した。2023年に人気があった名前はマトベイ、ウラジミール、アーセニー、ヴァルバラ、ダイ…

択捉島・瀬石温泉 中等学校で保護者による給食試食会

択捉島のゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)にあるゴリャチェクリュチェフスカヤ中学校で、保護者による給食試食会が開催された。子供たちが毎日、どのように昼食をたべているのか? 保護者たちは食堂で調理される料理の栄養と品質管理をチェックし、料理はおい…

国後島出身の教師がウクライナで戦死 学校ロビーに偉業を称える記念プレート設置

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の教育センター(中等学校)で19日、ウクライナでの特別軍事作戦に参加して戦死したイーゴリ・ネステリュクさんの偉業を称えるプレートの除幕式が行われた。ネステリュクさんは、1985年10月6日生まれで、国後島で育ち学んだ。モ…

40周年を迎えたクリル国立自然保護区 国後島と歯舞群島の春苅島と海馬島で構成

40 年前の 1984 年 2 月 10 日、クリル国立自然保護区が設立された。保護区の活動は、南クリル諸島(北方四島)の保護システムが時の試練に耐え、重大な科学的および環境的成果を実証できることを正当に証明している。同保護区は、1984 年 2 月 10 日付けの ソ…

国後島 クリル自然保護区設立40周年を祝う

国後島のクリル自然保護区が設立 40 周年を迎え、ユジノクリリスク(古釜布)の文化会館で記念式典が開催された。南クリル地区のゴミレフスキー市長は「保護区の活動は地域や住民にとって非常に意義のあるものです」と挨拶し、サハリン州議会のプロトニコフ議…

富山・入善町の中学生 北方領土の元島民から生活学ぶ

戦後、北方領土から引き揚げてきた人が多い入善町で、中学生たちが元島民から現地での生活ぶりなどを学びました。富山県は、北方領土から引き揚げてきた人が都道府県別で北海道に次いで2番目に多く、そのほとんどが、黒部市と入善町の人たちだということで…

国後島・古釜布 島で唯一の靴修理職人

国後島ユジノクリリスク(古釜布)在住の起業家アルテム・ハチャトリアンさんは国後島で15年以上、靴の修理を行っている。島で靴の修理をしているのは彼だけだ。昨年6月、ハチャトリアンさんはサハリン州のリマレンコ知事の個別行政相談にやってきた。修理に必…

サハリン、北方四島で契約軍人募集 ウクライナへ派遣、一時金49万5,000ルーブル支給

サハリンとクリル諸島(北方四島を含む千島列島)の住民は、契約軍人として奉仕するよう招待されている。条件は兵役適性カテゴリー A、B、C を有する 18 歳以上の国民。健康診断に合格し1年以上の契約を締結すると、ウクライナ東部戦線に出発する際に19万5,000…

択捉島 飲酒運転の住民「自分は運転していなかった」裁判で知人にウソの証言させる

1月2日18時40分、択捉島クリリスク(紗那)--レイドヴォ(別飛)高速道路の9km付近で、明らかに飲酒運転の兆候がある三菱パジェロが止められた。運転者は息が酒臭く、姿勢が不安定で呂律が回っていなかった。交通警察署に連行された運転者はアルコール検査を拒否…

色丹島・穴澗湾 タグが付いたトドを確認 600km離れた中部千島・摺手岩生まれ

国後島のクリル自然保護区はクリル諸島(千島列島)中部のスレドネヴァ諸島(摺手岩などの岩礁)で生まれたトドが色丹島クラボバヤ湾(穴澗)で確認されたと発表した。今年の冬、ギドロストロイの職員オレグ・チュソフさんがタグ 「C754」がついたトドを見つけ、同…

国後島・古釜布 ソ連軍上陸地点に「勝利公園」の整備進む 

国後島ユジノクリリスク(古釜布)でビクトリーパーク(勝利公園)の整備が進められている。2023年に第一段階の工事が完了し、子供たちの遊び場が整備された。住民のナタリアさんは「ビクトリー・パークはこの地域の魅力の一つになりつつあります。 夏から秋にか…

国後島 「無電化地域」に電気を引くよう市長が知事に要請

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のゴミレフスキー市長は、サハリン州のリマレンコ知事との会談で、国後島に残る電気の通わない「無電化地域」に電気を引くよう要請した。ユジノクリリスク(古釜布)から13km離れた集落(※場所は明示されていな…

色丹島・穴澗の夜景

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)の夜景。右側にともる灯りは水産加工場と桟橋。写真はオレグ・チュソフさん提供。(Shikotan telegraph2024/2/14)

択捉島 紗那川河口に春を呼ぶ使者ハクチョウ

択捉島クリリスク(紗那)近くのクリルカ川(紗那川)の河口には、今年も数十羽のハクチョウの群れが姿を見せた。択捉島の住民は、ハクチョウの到着を暖かい春の最初の前触れと考え、心待ちにしている。家族連れがクリルカ川にやって来て、美しい鳥の姿を楽しみ…

択捉島を管轄するクリル市長のなり手がいない!! 候補者申請ゼロ、26日まで受付延長

「市長になりたいと思う人は誰もいない」--択捉島を管轄するクリル地区の市長候補に名乗りを上げる人が誰もおらず、クリル地区議会は候補者の申請書受付を2月26日まで延長した。市長候補の申請受付は当初2月2日まで、同12日には選考委員会で市長候補者が選定…

市長が知事と会談 国後島メンデレーエフ空港の霧対策、色丹島—択捉島ヘリコプター便導入を要請

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長は、サハリン州のリマレンコ知事と会談し、霧などの悪天候で頻繁に欠航しているメンデレーエフ空港について、悪天候下でも航空機の正確な着陸を誘導する装置の導入を要請した。…

国後島 ウズベキスタンの男性、滞在資格を得るため地元女性と婚姻 裁判所が婚姻を無効と判断

国後島などを管轄する南クリル地方裁判所は、ウズベキスタン国籍の男性と島のロシア人女性の婚姻関係を無効と判断した。南クリル地方検察当局は、ウズベキスタン人がロシアでの滞在資格の取得にかかる入国書類を簡素化するため、2023年7月に地元女性と結婚し…

色丹島・穴澗 ギドロストロイ系列の水産加工会社が受刑者72人受け入れ?

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)にあるロシアの大手漁業会社「ギドロストロイ」(本拠地・択捉島)系列の「クリリスキー・ルイバク」支店長A.A. マリニン氏は、色丹島に労働者として受刑者を連れてくる件に関して「これまでのところ、すべてが計画通りです。3…

択捉島・別飛 1,100万ルーブルで子供の遊び場を整備

択捉島を管轄するクリル地区行政府の調達委員会は、レイドヴォ(別飛)村に総合的な子供の遊び場を建設する入札の勝者としてウラジオストクの企業を選定した。落札価格は1,100万ルーブルで、地元企業の入札価格より100万ルーブル以上低かった。予算の節約にな…

択捉島・瀬石温泉 募金活動で37万ルーブル集まる 脳性麻痺の9歳の女の子のリハビリ費用

択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)で暮らす9歳の少女、ヤロスラヴァ・ヴィクリャエワちゃんは脳性麻痺を患っており、定期的なリハビリが必要だ。国から年に1度10万ルーブほどの援助があるが、それでは足りず、母親のアナスタシアさんはクラスノダールの…

国後、色丹、択捉でクロスカントリースキー大会

国後島、色丹島、択捉島で10日、第42回全ロシア・マス・スキーレース「スキー・オブ・ロシア」が開催された。国後島では5歳から70歳まで130人、色丹島でも121人が参加。200m、500m、1000m、1500m、2500m、5000mの種目で健脚を競った。択捉島ではクリリスク(…

サハリン—択捉、国後便の2023年輸送実績 10万人突破、過去最高を記録

サハリンを拠点としている航空会社オーロラ航空が2023年の旅客輸送実績を発表した。1 年間の旅客輸送人員は134万8,200人で前年より16% 増加した。このうちサハリンと択捉島、国後島を結ぶ定期便の利用者は前年比9%増の10万1,800人に達し、過去最高を記録した…