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4月30日は消防の日 国後島・色丹島に3消防隊64人の消防士

375年前の4月30日--モスクワで消防署が設立された。国後島色丹島歯舞群島を管轄する南クリル地区の消防署にも独自の歴史がある。1947年9月22日付のサハリン州内務省の文書(第27号)によると、ユジノクリリスク(古釜布)村を守るための最初の消防署が設置された。現在、地区にはユジノクリリスク村の第 49 消防隊、クラボザボツコエ(色丹島・穴澗)村の第 50 消防隊、ドゥボボエ村(国後島南部)の第 49 消防隊があり、64人が勤務している。消防創立の日を前にゴミレフスキー市長は、第50消防署副署長のアンドレイ・トカレフ氏と第49消防署の警備隊長ユーリ・ピナイキン氏に感謝状を贈った。南クリル消防署は30日午前10時から12時までユジノクリリスクのレーニン広場で消防設備を展示し、隊員による消火活動を披露する。(南クリル地区行政府テレグラム2024/4/26)