北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-09-07から1日間の記事一覧

日本への遺体引き渡しについて語る  ロシア外務省サハリン代表部

日本の観光船KAZU 1の乗組員と乗客の遺体3体の日本への引き渡しについて、ロシア外務省ユジノサハリンスク代表部は「近日中に、国後島で発見された遺体がユジノクリリスク(古釜布)からサハリンのユジノサハリンスクに搬送され、その後日本側に引き渡される」…

国後とサハリンで発見の3遺体、9日引き渡しへ 日ロ両政府が調整 知床事故

オホーツク管内斜里町の知床半島沖で小型観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故で、北方領土国後島で5月に見つかった男女2遺体と、ロシア・サハリン本島南部で6月に発見された男性の遺体について、日本政府が9日にも引き渡しを受ける方向でロ…

元島民、墓参再開に唯一の望み ロシア「ビザなし」破棄 「政府は話し合い続けて」

ロシア政府が北方領土ビザなし渡航のうち、「ビザなし交流」と「自由訪問」の合意破棄を発表し、再開が極めて困難になったことについて、釧路、根室管内の元島民らには落胆が広がった。ただ、今回の破棄対象には「北方領土墓参」は含まれておらず、元島民か…

四島つなぐ「糸」断絶 ビザなし破棄 ロシア「領有強化」で圧力

ロシア政府は5日、元島民らが北方領土を訪れるビザなし交流と自由訪問について日ロ間の合意を破棄すると一方的に発表し、ウクライナ侵攻で対ロ制裁を科す日本への圧力を強めた。関連する政令はロシアが対日戦勝を祝う「第2次世界大戦終結の日」とする3日…

「30年の交流は何だったのか」 ビザなし破棄で遠のく島 元島民落胆

ロシア政府が北方領土ビザなし渡航のうち、ビザなし交流と自由訪問の二つの合意の破棄を発表したことを受け、道内の元島民らからは「30年の交流は何だったのか」「もう故郷の島に行けないのか」と悲痛な声が上がった。北方領土の返還につながることを願い…

ロシア、四島ビザなし交流と自由訪問を破棄 墓参は含まず 再開極めて困難に

ロシア政府は5日、北方領土ビザなし渡航のうち、日本人とロシア人島民が相互訪問するビザなし交流と、元島民と家族が古里を訪ねる自由訪問について、日本との合意を一方的に破棄するとの政令を発表した。ウクライナ侵攻を理由に対ロ制裁を科した日本への対…

南クリル地区(北方四島)の歴史から 1946年9月、最初のロシア人学校が開校

赤軍が南クリル諸島(北方四島)を占領した後の1945年8月から9月にかけて、国後島、色丹島、小クリル諸島(歯舞群島)の島々で17の日本人学校が運営されていた。色丹島と小クリル諸島のゼリョーヌイ島(志発島)、ポロンスキー島(多楽島)、ユーリ島(勇留島)、アヌ…

択捉島・紗那墓地 第二次大戦の英雄66人の墓に献花

9月3日、択捉島クリリスク(紗那)の墓地(※日本人とロシア人の墓が混在している)で、第二次大戦の英雄たち66人の墓に花輪がささげられた。SNSのテレグラム・チャンネル「エトロフ・ニュース」によると、式典では正教会のロマン神父が祈りをささげた後、クリル…

色丹島 牛を放し飼いにしていた7人に3万2,500ルーブルの罰金

色丹島の住宅地で牛を放し飼いにしていた所有者7人に対して合計3万2,500ルーブルの罰金が科せられた。ユジノクリリスク行政委員会が開かれ、牛を放し飼いにしていた色丹島住民7人に対して1,500~4,000ルーブルの罰金を科すことを決定した。SNSのテレグラム・…

択捉島・別飛近郊の湖に121室の「グリーン・フロー・ホテル」を建設  投資額20億ルーブル

択捉島にスパ施設を備えた120室の4つ星ホテルが建設される。ウラジオストクで開催されている東方経済フォーラムにおいて、サハリン州のリマレンコ知事と極東・北極圏開発公社のニコライ・ザプリャーガエフ総裁、事業者のアンテラのアレクサンドル・テルチニ…