エトセトラ
マイクロチップを埋め込んだロシアの新しい外国用パスポートの発行申請の受付が2日から停止された。ロシアのメーカー「ミクロン」が製造機器のアップグレードを終えた後に、受付を再開するという。新しい外国用パスポートはマイクロチップを埋め込んだ生体認…
ウクライナでの特別軍事作戦で、サハリン州出身者4人が死亡したと、リマレンコ知事が自身のテレグラムチャンネルで明らかにした。戦死したのはアニワ、オハ、ホルムスク、ドリンスク地区の住民。知事は「彼らは命を惜しまず、勇敢に祖国を守った」と書いた。…
ロシア外務省のルデンコ次官は、上月豊久駐ロシア日本大使と会談し、二国間関係の最も差し迫った問題について「実質的な議論」を行った。ロシア外務省によると、岸田首相がロシアに対して取った一連の非友好的な措置について指摘し、日本政府に対して「現実…
昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、北海道の目と鼻の先にある極東サハリンを「最も遠い国」に変えた。コロナ禍で停滞した日本とサハリンの人の往来は長期化するウクライナ侵攻でさらに先細り、長年積み重ねてきた観光やビジネス、自治体間交…
クリル諸島(千島列島)とカムチャツカ地方の火山噴火が航空機のフライトに危険をもたらす可能性があると、全ロシア市民防衛・非常事態問題研究所が警告している。北クリル・パラムシル島のチクラチ火山とカムチャツカのベジミアン火山の噴火で、噴煙が上空を…
嵐の後の北クリル・パラムシル島の海岸におびただしいヒトデが打ち上げられた。地元住民が海からの奇妙な贈り物が散乱する海岸を撮影した。ヒトデに混じってタコやカニ、貝類のほか、カニの網や流木が打ち上げられた。1月25日、低気圧の通過に伴い、北クリル…
窓の外から家の中の猫を見下ろす犬--。1 月 26 日、低気圧がクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)を通過した北クリルのパラムシル島セベロクリリスク在住の写真家セルゲイ・ラコモフさんが編集局に送ってくれた興味深い写真。(astv.ru 2023/1/28)
サハリン州のリマレンコ知事は24日夜、サハリン州出身の6人の軍人がウクライナに対する特別軍事作戦で亡くなったと自身のテレグラムチャンネルで発表した。戦死したのはコルサコフやユジノサハリンスク、ティモフスキー地区の出身者。「戦死した同胞の記憶は…
ウクライナにおける特別軍事作戦で、サハリン州出身者6人が死亡した。5日、リマレンコ知事がテレグラム・チャンネルで報告した。戦死したのはコルサコフやポロナイスク地区などサハリン本島の出身者(※北方四島出身者は含まれていない) 知事は「祖国と人々の…
1月5日、北クリル・パラムシル島のエベコ火山(1156m、セベロクリリスク市から北西に7km)が噴煙を噴き上げた。灰は上空3kmに達したが、市街地に降灰はなく、ロシア緊急事態省は「住民生活に脅威はみられない」と語った。(citysakh.ru 2023/1/5)
ウクライナに対する特別軍事作戦でロシアに制裁を課している日本だが、2022年1月--11月期におけるロシアとの貿易額が前年同期比10%増の2兆3,650億円(約180億ドル)となった。増加の要因として、サハリン2からの液化天然ガス(LNG)や水産物の輸入があげられる。…
日本が6カ月ぶりにロシアから石油を購入した。「サハリン2」から生産された石油を積んだタンカー「ザリブ・バイカル」が28日、日本に向けて出発した。「サハリン2」プロジェクトは、日本の液化天然ガス (LNG) 消費量の約 9% を占め、国内の発電量の 3% を供…
日ロの架け橋を志し、ロシア語を学ぶ北方領土元島民3世が、ウクライナ人避難民の支援に取り組んでいる。札幌出身で東京外国語大大学院博士前期課程の片貝里桜さん(24)。ロシアの侵攻で、ロシア人留学生との交流など「やってきたことが否定された」と感…
標津町内にある日本最大級の縦穴遺跡群「史跡標津遺跡群」についてまとめた記録映像「標津遺跡群~根室海峡のアイヌ文化の成り立ちを追う~」が、短編映像のコンクール「映文連アワード2022」(映像文化製作者連盟主催)で優秀企画賞を受けた。作品は、…
ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、24日で10カ月が経過した。釧路ハリストス正教会の内田圭一司祭(49)は侵攻開始直後にロシアの侵攻を非難し、即時停戦を呼びかける祈りを毎週行っている。同教会はロシアの正教会の傘下にあり、ロシア正教会のト…
北海道東部の釧路湿原国立公園(釧路市、釧路町、鶴居村、標茶町)の南側周縁部の原野で、大規模な太陽光発電計画が水面下で進んでいる。予定地の大半は、氷河期の遺存種である両生類・キタサンショウウオが生息する湿原だ。国内でほぼ釧路湿原に生息が限ら…
抑留体験者らでつくる札幌の市民団体「シベリア抑留体験を語る会札幌」の語り部、神馬(じんば)文男さん(96)=札幌市厚別区=が6日、札幌日大高(北広島市)で自身の過酷な戦争体験を語った。81年前となった太平洋戦争開戦日の8日をあすに控え、神…
全ロシア海洋漁業研究所(ヴニロ)の科学者たちがクリル諸島北部(北千島)の沿岸でホタテガイの資源量調査を行った。調査は10月から11月にかけて中型トロール漁船を使用し、極東におけるホタテガイの主な漁場となっているオネコタン島(温禰古丹島)の沿岸で実施…
12月15日に北クリル・パラムシル島沖で座礁したトロール漁船「オストロブノイ-5」(色丹島・斜古丹のオストロブノイ水産加工場所属)は、浅瀬から脱出する作業に取り組んでいる。18日には、船体を軽くするため、漁獲したカニを投棄したことから、地元住民がバ…
今年第三四半期にロシアからの中国、韓国、日本へのカニの輸出量が7,600トン増加した。船主協会によると、ウクライナへの特別軍事作戦によりアメリカ市場が閉鎖されたが、アジア3カ国への輸出が28%増加したことにより、アメリカの市場閉鎖で失った分の3分の2…
サハリン・ツーリスト・インフォメーション・センターが、クリル諸島(千島列島)で撮られたラッコの映像をgo_sakhalin Telegramで公開した。岩の上に群れをなして横たわり、口や腹を前足でこする様子に投稿者は「癒される」と書いている。(sakh.online 2022/1…
水中写真家アレクサンドル・セメノフがクリル諸島(千島列島)やカムチャツカの海中で、息をのむほど美しい幻想的なクラゲやタコを撮影し、テレグラム・チャンネルSakhShipで公開した。(sakh.online/2022/12/9)
ウクライナでの特別軍事作戦が行われている中、新年をどのように祝うべきか--クレムリンは自治体や文化機関、国営企業向けに新年行事の開催についてガイドラインを通知した。それによると、クリスマスツリーの飾り付けは伝統的な様式を維持し、祖国のために…
カムチャツカ地方のクリル湖周辺で0歳から2歳の若いヒクマが死んでいる。外傷や飢えなどの症状はなく、自然保護区では感染症の疑いもあるとして、調査している。クロノツキー国家保護区の検査官は「クリル湖周辺では昨冬生まれた個体や生後2年目の若いヒクマ…
歴史家によるとサハリンには約150棟の日本建築物が残っている。秋の終わりを迎えたユジノサハリンスクでは樺太時代に日本人が建てた遺産が特別な印象を与えている。サハリンの歴史家が、かつて日本人がどのように社会経済施設や寺院、住宅を建設したかを語っ…
サハリンの郷土史家アンドレイ・シニョン氏は南部のクリオン岬(西能登呂岬)に向かう途中、日本軍が地下に造成した兵舎や格納庫、コンクリート製の風呂などが点在する陣地跡を訪ねた。郷土史家は「これを造った目的は分からないが、おそらく軍の装備があった…
北クリル・パラムシル島のセベロクリリスクの海岸では、ゴマフアザラシとゼニガタアザラシの赤ちゃんがのんびり日向ぼっこをしている。同島在住のエレナ・テレンコさんが愛らしい姿をテレグラム・チャンネル「北クリルの旅」に投稿した。「可愛い赤ちゃん。…
国境などに隣接する「境界地域」の現状を考えるセミナー「危機のなかの境界地域」が19日、沖縄県竹富町役場で開かれた。根室管内からは根室市と標津町の担当者が登壇し、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルスによる影響を紹介した。境界地域研究ネ…
北クリル・パラムシル島のエベコ火山が17日、噴煙を噴き上げた。同島在住のエレナ・テレンコさんが運営するテレグラム・チャンネル「北クリルの旅」に、青い空に、巻雲のような白い噴煙がたなびく印象的な写真を投稿した。セベロクリリスクはすでに雪に覆わ…
山階鳥類研究所(千葉県)やNPO法人野付・エコ・ネットワーク(標津)などでつくる「コクガン共同調査グループ」(沢祐介代表)が9日、秋に野付湾に渡って来るコクガンの今年の追跡調査を始めた。個体を捕獲して発信器などを付け、越冬地や繁殖地の解明…