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国後島メンデレーエフ空港で大規模な改修工事 滑走路スラブ2094枚張替えなど

国後島メンデレーエフ空港ではサハリン州政府の支援を受けて昨年から大規模な改修工事が行われている。同空港には2000mの滑走路と2機が駐機できるエプロンがあるが、計画では2094枚のコンクリ―製スラブを交換する。また2025年までにレーダー複合施設(ARLC)が設置されるほか、現在の照明設備を2024年中に交換することになっており、悪天候時の視認性が向上することで安定した運航が可能になる。現在、請負業者は既存のシステムを完全に解体しており、3つのチームが現場で作業している。工事が通常の航空交通に影響を与えないように、作業は飛行場の就業時間外に行われている。同空港を管理するクリル諸島空港のヴァディム・ラーキン所長-は「工事は予定より3週間遅れたが、追加の作業チームを招集したことで8月初旬にはもとの予定に追いつく。設備の主要部はすでに製造されており、現場に届けるための措置が講じられている」と話している。最近、クリル諸島(北方四島)への観光客が急増しており、昨年は10万人を超えた。北クリルのパラムシル島に新しい飛行場(滑走路)が開設され、9月1日からは択捉島ウラジオストク間の直行便が再開される。さらに、2030年までに極東航空会社オーロラは33機の航空機と21機のヘリコプターを購入する予定だ。(astv.ru 2024/7/2)

写真はオープンソースから