北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

色丹島でクリリアン・ティー(キンロバイ)を研究 薬用植物として注目

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ウラジミール・バカリン教授が率いる調査チームが色丹島を訪れ、痛みや炎症を和らげるといわれるクリリアンティー(キンロバイ)の群生を研究した。クリリアンティー色丹島には群生しているが、隣の国後島では全く見られない。ポテンシャルの高い薬用植物として植物学者ばかりでなく、薬理学者の間で注目を集めて来た。タンニン、アミノ酸、フラボノイド、フェノールカルボン酸などの活性物質が含まれ、すでに炎症抑制や抗アレルギー、免疫調整、鎮痛効果が知られている。(astv.ru 2020/10/27)

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最新の対空ミサイルシステムS-300B4 北方領土への移動訓練開始

ロシア軍東部軍管区は、最新の対空ミサイルシステムS-300B4を南クリル諸島の島の1つ(※択捉島国後島とみられる)に移動させ、不慣れな地理的状況下での要員訓練を開始した、と発表した。ユダヤ自治州の第38対空ミサイル旅団に配備されているS-3004Bシステムを鉄道と海上輸送を組み合わせて移動する。国後島択捉島には、クリル諸島の防衛を強化し、太平洋からオホーツク海への敵の侵入を防ぐため2016年、沿岸ミサイルシステム「バル」と「バスティオン」が配備された。島の防衛はBuk-M1中距離対空ミサイルシステムとSu-35S戦闘機によって確保されている。2020年、アメリカの戦略爆撃機B-1BとB-52Hはクリル海峡を通過してオホーツク海に数回飛行している。S-300B4対空ミサイルシステムは弾道ミサイルなどを破壊する。(anna-news.info 2020/10/26)

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知事激怒!! サハリン漁業庁職員解雇 会議資料に北方四島を日本領とする地図を使用

サハリン州漁業庁の職員が会議資料に北海道と南クリル諸島(択捉島国後島色丹島歯舞群島)が同じ色で塗られた日本の地図を張り付けて使用したとして、解雇された。職員は州内の起業家への支援策を検討する作業部会のプレゼンテーション資料作成にあたり、日本のインターネットサイトからコピーした地図を使用していた。会議の出席者から容認できないとの意見が相次いだ。リマレンコ知事も憤慨し、公式調査を要求していた。すでに調査は終了し、地図作成に際して誤りを犯した職員を解雇し、漁業庁のイワン・ラドチェンコ長官を厳重注意とした。知事は「国境の不可侵性は憲法に定められており、今回のような誤りは断固として容認できず、厳罰が必要だ」と語った。サハリン州住民の絶対多数は、ロシアの領土の割譲禁止を明記した憲法改正に賛成しており、新しい規定により、南クリル諸島の所有権をめぐる長年のロ日間の交渉に終止符が打たれるものと信じている。(サハリン・クリル通信2020/10/26)

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海鳥エトピリカ、減少止まらず 数つがいに、保護団体「手遅れ」

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 オレンジ色の大きなくちばしで知られる海鳥エトピリカは生息数減少に歯止めがかからず、環境省によるとロシアが実効支配する北方領土を除くと、北海道根室市無人島のユルリとモユルリで数組のつがいが確認されるだけとなっている。同省のレッドリスト絶滅危惧種とされ保護活動が行われているが、保護団体からは「もはや手遅れ」との声が上がる。(共同通信2020/10/26)

 生息域は北太平洋沿岸に広く分布しているが、国内では1970年代から生息数が激減し始めた。北海道大は調査で、2015年時点で1980年比87%減と推定する。営巣地だった浜中町・小島では2008年を最後に繁殖が確認できなくなった。

「故郷見えた 感謝」元島民ら上空から慰霊 初事業終了

中標津空港発着で北方領土付近をチャーター機で飛び、元島民らが上空から慰霊する初の事業が25日、終了した。(北海道新聞釧路根室版2020/10/26)

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眼下の国後へ「次こそ」元島民91歳福島さん 3世代で上空慰霊参加

 【中標津】25日に中標津空港発着で行われた北方領土周辺の上空慰霊。初日の21日を含め全参加者125人中、最高齢となった国後島瀬石(せせき)出身の福島イクさん(91)=千葉県八千代市=は、娘夫婦と孫の3世代、計4人で参加した。古里は見えなかったが、「ご先祖様にしっかり手を合わせることができた。次は家族みんなで上陸をしたい」と思いを新たにしている。(北海道新聞2020/10/26)

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国後島・古釜布の幼稚園「太陽」で給食の試食と検査を実施

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の幼稚園「太陽」で、子供たちが食べる給食の試食と検査が行われた。教育機関機能維持センターが抜き打ち的に年2回実施している。この日の昼食は、新鮮なキャベツを使ったスープ、牛肉のグーラッシュライス、フレッシュトマトのサラダで、検査官と幼稚園の教諭らが試食した。この結果、食材の鮮度や調理方法、施設の衛生基準などすべての点において問題なく「すべてがおいしい」と検査官は太鼓判を押した。Kurilru.news 2020/10/23)

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