北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

北方領土ノート

戦後77年 北方領土とのビザなし交流が始まり30年…中断が続き、元島民「もう行く力はありません」

テレビやネットで、ロシアのウクライナ侵攻=戦争の映像を毎日、目にするようになりましたが、夏に向けて、新たなシリーズ「戦後77年」を立ち上げることにしました。1回目のテーマは「北方領土問題」です。(HBC北海道放送2022/5/19) パソコンの画面に参加者…

北方領土の元島民墓参にビザ要求示唆 ロシア外務省の日本担当局長

ロシア外務省で日本を担当するアジア第3局長のニコライ・ノズドレフ氏が20日までに共同通信の書面インタビューに応じた。同氏は北方領土元島民の墓参を今後実施する場合は「いかなる特恵も手続きの簡素化も適用されない」と述べ、ビザ取得を求める考えを示唆…

北方領土の空路墓参拒否か ロシア外務省

ロシア外務省は20日、ビザなし渡航の枠組みで行ってきた元島民らの北方領土墓参を維持する一方、安倍晋三政権下で合意した航空機を使った墓参や出入域地点の増設については認めない考えを示唆した。ノズドレフ・アジア第3局長に対する共同通信社の書面イ…

北方領土返還運動の灯 富山で継ぐ

入口には「次世代につなぐ返還運動の思い」と記されていた。 富山県黒部市に2020年9月、開設された「富山県北方領土史料室」。道外で自治体が運営する唯一の北方領土問題啓発の専用施設だ。 「ロシアのウクライナ侵攻があってもなくても、返還運動が長い道の…

武器貸与法

<今日の話題>(北海道新聞夕刊2022/5/17) ロシアの侵攻を受けるウクライナに、武器類の迅速な貸与を可能にする武器貸与(レンドリース)法が先週米国で成立した。 第2次世界大戦時にも同様の法律があった。 米国はそれに基づき、ナチス・ドイツ相手に苦戦…

知事と懇談した北方領土元島民ら“「洋上慰霊」の実施を”

鈴木知事は道東の羅臼町で北方領土の元島民らと懇談し、元島民らは交流事業が停止される中、船から慰霊する「洋上慰霊」の実施を求めました。また、元島民やその子孫による語り部活動の普及や、北方四島に残る日本人墓地の整備などにも引き続き取り組むよう…

ノルウエー漁業協力を優先 ロシア商業船の入港禁止も漁船は適用除外

ウクライナの現状によってスカンジナビア諸国が制裁措置の第5弾をとることにともない、ノルウエーは2022年5月7日からロシアからの道路輸送車両と500トン以上の商業船、一部のプレジャー・ボート等の入国を禁止するが、漁船は適用除外となる。ロシ…

トキシラズ初水揚げ サケ・マス流し網漁 日ロ交渉難航で3週間遅れ

日本200カイリ水域内で操業していたサケ・マス流し網漁の小型船(14トン未満)1隻が6日未明、根室市の歯舞漁港に戻り、トキシラズ(回遊中のシロザケ)を初水揚げした。(北海道新聞夕刊2022/5/6) ロシアのウクライナ侵攻により日ロ関係が悪化する中、…

サケ・マス流し網漁解禁、根室から4隻出漁 日ロ交渉難航し3週間遅れ

日本200カイリ水域内のサケ・マス流し網漁が3日午前0時に解禁された。この時期に取れる脂の乗ったトキシラズ(回遊中のシロザケ)を求め、根室・歯舞漁港からは小型船(14トン未満)4隻が出漁した。ロシアのウクライナ侵攻により日ロ関係が悪化する…

閉ざされる海 国際情勢、漁業者を翻弄<原点の地・根室は今>ウクライナ侵攻の衝撃

海霧の向こうには、少し傾いた灯台がかすんで見えた。根室市の納沙布岬から3・7キロ。戦前の1937年(昭和12年)に建設された灯台が立つ北方領土歯舞群島の貝殻島を指さし、市内の元コンブ漁師影井健之輔さん(86)がつぶやいた。「ここはかつて、…

択捉島・天寧 日本軍の秘密研究所があった?「悪魔の岩」の地下壕跡

択捉島ブレベスニク村(天寧)近くにある旧日本軍が要塞として利用した洞窟の写真がインスタグラムに投稿された。地下通路は第二次大戦で使用されて以降も保存されており、日本軍の秘密の研究施設があったのではないかと考えている人もいる。観光客に人気があ…

ペスコフ大統領報道官「4つの島」とはどの島を指しているの?

歴史のレッスンを1つ。ロシアのペスコフ大統領報道官は「4つの島はすべてロシア連邦の不可侵の領土である」と強調した。報道官は、どの4つの島のことを言っているのか? クリル諸島の小学生であれば誰でも、南クリル諸島には国後島、択捉島、色丹島の3つの大…

漁業基地・根室は安堵 サケ・マス流し漁 日ロ交渉妥結

日本200カイリ水域内のサケ・マス流し漁を巡る日ロ交渉がようやく妥結し、漁業基地・根室に明るい表情が戻った。5月初旬の盛漁期に間に合いそうで、流し網でトキシラズ(シロザケ)をとる「伝統」の中断も免れた。近年は漁模様が悪く、解禁日から20日…

日ロ、サケ・マス交渉妥結 協力費下限、6000万円下げ

水産庁は23日未明、ロシアの川で生まれたサケ・マスに関するロシア政府との漁業交渉が妥結したと発表した。根室などの漁船が出漁する日本200カイリ水域内のサケ・マス流し網漁が対象で、漁獲量の上限は前年と同じ2050トン。漁獲実績に応じてロシア…

千島連盟中標津支部総会、根室支部は理事会で事業計画など決定

北方四島の元島民などで組織する千島歯舞諸島居住者連盟の根室支部と中標津支部の総会に関する記事が北海道新聞根室版に掲載されていました。

自らの手を縛る軍事作戦 北海道侵攻、理由見当たらない          東大先端科学技術研究センター専任講師 小泉悠氏

(北海道新聞電子版2022/4/19 ) 陰惨極まる恐怖政治 ロシア軍の撤収後、ウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで見られた陰惨な光景が、国際社会に与えたインパクトは大きかった。道の上に自転車に乗った格好のままの人が倒れているなど、普通に人々が暮…

ロシアに翻弄される漁業の町、北海道根室に再び試練

ロイター2022/4/15 Daniel Leussink 飯作鶴幸さんは高校を卒業して間もないころ、旧ソ連の収容所に1年近く抑留された。旧ソ連が実効支配し、日本も領有権を主張する北方領土(ロシア名:クリル諸島)周辺でタラ漁をしていて拿捕された。 生まれ故郷の色丹島…

北方領土墓参見通せず焦燥感 伊達の元択捉島民「早く交流復活して」

【伊達】ウクライナ情勢に伴い日ロ関係が悪化する中、ロシアが北方領土のビザなし交流や自由訪問を停止し、西胆振に住む北方四島の元島民も焦燥感にさいなまれている。択捉島出身の富川和子さん(85)=伊達市在住=は、元島民の墓参も見通せない状況に「…

日ロ漁業交渉 11日にも開始で調整

例年、4月10日から解禁となる道東沖の太平洋でのサケマス漁は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、漁に必要な日本とロシアの漁業交渉が始まっていませんでしたが、週明けの11日にも、政府間で交渉を行う方向で調整していることが分かりまし…

北方領土問題解決「私が架け橋に」根室・近藤さんスピーチ受賞 曾祖母は国後出身

全国の中学生による2021年度の北方領土スピーチコンテストで、光洋中3年だった近藤妃香(ひめか)さん(15)=現根室高1年=の「四島(しま)の架け橋」が最高賞に次ぐ内閣府北方対策本部審議官賞に選ばれた。国後島出身で市内在住の曽祖母西舘トミ…

日ロ、サケ・マス漁業交渉へ調整 来週開催案、経済制裁で難航も

日本とロシア両政府が、ロシアの川で生まれたサケ・マスに関する漁業交渉を始める方向で調整していることが8日、分かった。来週開催する案を検討している。日本の排他的経済水域(EEZ)内での漁獲量を優先して決めたい考え。ウクライナに侵攻したロシア…

国後島 3人に1人はウクライナ出身者<2014年クリミア併合の時の映像から>

北方領土・国後島の中心地、古釜布(ユジノクリーリスク)で3月17日、ウクライナ支援集会が開かれた。北方領土はウクライナ出身者が特に多く「3人に1人(国後島民)とも言われ、出身者を含む約500人が集まり「故郷を支えよう」などの声明を採択し、…

袋小路の北方領土問題「プーチン後」もにらんだ備えを

ロシア外務省が北方領土問題を含めた日本との平和条約締結交渉の打ち切りを表明した。ウクライナに軍事侵攻したロシアに対し、米欧とともに厳しい経済制裁を科す日本への報復措置だ。ウクライナではロシア軍が民間人を大量虐殺した疑いも浮上しており、日本…

「理不尽な選択迫られた」75年前、北方領土追われた男性 ウクライナに重ねる思い

ロシア軍の侵攻で300万人を超えるウクライナ人が故郷を追われている。75年前、ソ連(当時)に古里の北方領土を追われた男性が神戸新聞の取材に応じた。ロシア政府からの一方的な表明で北方領土の返還実現が遠のく中、「21世紀にこんな残酷なことが許…

「ウクライナの状況はまさに日本の北方四島みたいなもの」「ウクライナ戦争で打ち砕かれた北方領土出身者たちの望み」を米紙が紹介

ウクライナに侵攻したロシアに日本が制裁を科せば「北方領土問題」が後退するという展開は、大半の日本人にとって驚きではないだろう。だが、北方四島の元住民らにとってそれは何を意味するのか?米紙「ワシントン・ポスト」東京支局長のミシェル・イェ・ヒ…

北方領土元島民5,474人 186人減、平均年齢は86.7歳に

北方領土の元島民の人数が3月末現在で前年同期比186人減の5474人となり、5500人を下回ったことが千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)のまとめで分かった。1945年(昭和20年)の終戦時に四島に住んでいた1万7291人の32%に減…

遠のく北方領土「生きてるうちには駄目だ」元島民の農家らに絶望感

ロシアのウクライナ侵攻が激化する中、日ロの北方領土返還交渉の一層の膠着(こうちゃく)化が避けられない状況となった。それに不安を募らせるのは、島に住んでいた島民1世の元酪農家や返還運動に尽力する農家だ。元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(…

元島民、怒りと落胆「生きている間に島に行くことはできるのか」ロシア平和条約交渉拒否

ロシア外務省が21日、北方領土問題を含む日ロ平和条約締結交渉を拒否する方針を一方的に表明したことを受け、道内の元島民らには怒りと落胆が広がった。ロシア側は、元島民らが故郷を訪れるための北方四島ビザなし交流や自由訪問事業の停止も表明。元島民…

日ロ平和条約交渉拒否 ロシア表明 ビザなし交流停止

ロシア外務省は21日、ロシアのウクライナ侵攻を理由に対ロ制裁を科した日本への対抗措置として、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を拒否する方針を表明した。元島民らが北方領土を訪れるビザなし交流や自由訪問を停止し、北方四島での日ロ共同経済活動…

戦争2度、追われ旭川へ 残留邦人・降籏さん「ロシア軍が憎い」樺太から戻れず/ウクライナから避難

第2次世界大戦終戦後に樺太(ロシア極東サハリン)に残留し、その後、ウクライナで50年以上暮らしてきた降籏英捷(ふりはた・ひでかつ)さん(78)が19日、ロシアのウクライナ侵攻から逃れ、ポーランド経由で帰国した。道内に永住帰国しているきょう…