北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

北方領土ノート

ロシア首相、択捉訪問へ 四島経済活動で新提案か

ロシアのプーチン大統領がミシュスチン首相にクリール諸島(北方領土と千島列島)視察を指示したことを受け、北方四島を事実上管轄するサハリン州政府関係者は24日、同氏が26~27日に同州を訪れ「択捉島に入る予定だ」と明らかにした。プーチン氏は協…

ビザなし交流 拡大を 元島民、市民ら意見交換 専門家会議発足でシンポ

根室市が北方領土ビザなし交流のあり方を考える専門家会議の発足に合わせ、17日に道立北方四島交流センターで開いたシンポジウムでは市内在住の元島民、市民ら5人が意見を交換した。来年で30年を迎える交流を振り返り、四島との新たな地域間交流につい…

領土問題 課題を議論 根室市 専門家会議立ち上げ

来年の北方領土ビザなし交流開始30年を前に、根室市は17日、四島との交流や往来のあり方などを考える専門家会議を設置し、初会合を市内で開いた。会合後、市民向け講演会も行い、専門家らがビザなし交流の課題などについて議論した。(北海道新聞2021/7/1…

南クリル地方の漁業の歴史

1945年9月のクリル諸島解放後、主権を確立したソビエトは南クリル地域(北方四島)の漁業の発展に焦点を合わせていた。1950年代初めまでに、ゼレノフスキー水産加工場(小クリル列島のゼリョーヌイ島=志発島に工場があった)、国後島のクリル国境警備隊、ポベダ…

釧路新聞「余塵」から

7月4日の釧路新聞「余塵」で、山本記者が「北方領土対策に関する専門家会議」を取り上げてくれました。ありがとうございます。

スマホかざして北方四島情報 道、札幌・チカホに模型「若者も関心を」

北海道は若い世代に北方領土問題への関心を持ってもらおうと、携帯端末をかざすと画像や動画が映し出されるAR(拡張現実)の技術を活用した情報発信を始める。四島の模型から現地の画像などが視聴できる仕組みを作り、10月から札幌駅前通地下歩行空間(…

矢臼別演習場での日米共同訓練 「ロシアの国境近くで行われた前例のない規模の作戦」ロシア外務省コメント

ロシア外務省のザハロワ報道官が3日、陸上自衛隊とアメリカ陸軍による「オリエントシールド」の一環として、別海町などにある矢臼別演習場で行われた日米共同訓練に対して、「ロシアの国境近くで行われた前例のない規模の作戦に注意を払わざるを得ない。日本…

「消えた『四島返還』--安倍政権 日ロ交渉2800日を追う」

「どうしん電子版」に特設ページを開設し、長期連載「消えた『四島返還』--安倍政権 日ロ交渉2800日を追う」の連載を始めました。約7年8カ月に及んだ安倍前政権下で、北方領土問題や日ロ関係を最前線で追い続けた北海道新聞取材班の記録を全9章にまとめ、随…

北方領土の語り部活動、コロナ禍で6割減 「なるべく機会持ってほしい」

新型コロナウイルスの収束が見通せない中、元島民らが北方領土の記憶を伝え広める「語り部」の活動が制限を受けている。2020年度の語り部による講演の回数は、前年度比61%減の82回。語り部たちは「領土返還要求運動を続けていくためには、島の記憶…

根室市が北方四島との新たな交流検討で「専門家会議」設置へ

北方領土問題の解決の糸口が見えない中、根室市は四島との新たな交流のあり方などを考える「専門家会議」を今月、設置することになりました。北方領土をめぐっては戦後76年が経過した今も返還交渉の進展が見られず、「ビザなし交流」なども新型コロナウイ…

チセ跡、千島アイヌ…根室の資料館が展示拡充

根室市歴史と自然の資料館(市内花咲港)は本年度、アイヌ文化に関する展示を拡大した。2011年に市内のトーサムポロ湖周辺竪穴群で発掘された、道東では例の少ないチセ(住居)跡で見つかった出土品や、オホーツク文化研究の第一人者だった故北構保男氏…

北方領土「専門家会議」設置 近所づきあいの基盤を

根室市は隣接地域ならではの北方領土対策を模索する「専門家会議」を設置する。北方四島との地域間交流や自由交易、歴史・文化遺産の保存・継承などを専門家の視点と市民の声を織り交ぜながら検討を重ねたい考え。7月にも初会合と関連のビザなし交流30年企画…

国後島を背景にハマナス見頃 野付半島周辺

青空に映えるハマナス。向こうには国後島が見える=24日、標津町茶志骨 歯舞群島・多楽島出身の元島民・福沢さんの記事と写真が北海道新聞根室版に掲載されていました。 北海道新聞根室版2021/6/29 福沢英雄通信員 根室海峡沿岸部で、北海道の花でもあるハマ…

北方領土問題で「専門家会議」 根室市が来月設置

北方領土ビザなし交流の開始30年を来年に控え、根室市は7月17日、四島との交流や往来のあり方などを検討する「専門家会議」を設置する。ビザなし交流や文化財保護などの専門家5人を委員に任命、講演会やシンポジウムなどを定期開催し、市民参加型の取り組み…

海峡のかなた 青空に爺々岳

通信員の福沢英雄さんは標津町在住の元島民です。歯舞群島多楽島出身。写真が趣味で、ビザなし交流で島に行ったときには、交流会で「カチューシャ」をロシア語で歌います。今も現役でご活躍の様子。しばらくお目にかかっていませんが、安心しました。

「憲法改正、考慮が必要」 領土問題でプーチン氏 交渉継続は明言も、強硬姿勢崩さず

ロシアのプーチン大統領は4日、各国の通信社幹部とサンクトペテルブルクで会見し、日本との北方領土問題について「憲法改正を考慮しなければならない」と述べた。ロシアは昨年7月に発効した改正憲法に領土割譲の禁止を明記。プーチン氏は「平和条約に関す…

南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)創設75周年

南クリル地区の歴史から(kurilnews.ru 2021/6/4) 2021 年 1 月 1 日現在、南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)の人口は 12,000 人である。都市部の人口は7,900人、農村人口は4,100人となっている。1946 年 4 月 11 日、南クリル諸島(北方四島)では日本の…

プーチン大統領「日本との平和条約締結交渉を中断する必要はない」

「私たちはロシアの領土割譲を禁止する憲法改正を行った。これを考慮に入れる必要はあるが、平和条約の締結に向けた作業を中断する必要はないと思う」--プーチン大統領は、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムで行われた外国の報道機関との会見で、こう…

『魯』と『露』

(釧路新聞2021/6/4) ロシアを漢字一文字で表記すると今は「露」であるが、江戸末期には「魯」が優勢だった。日本とロシアが話し合いで国境を確定した1855年の日魯通好条約では「魯西亜」と書かれている。 1875年5月7日調印の樺太千島交換条約はど…

漁船拿捕、曖昧な海域 国境未画定、抗議まで5日 日ロとも「EEZ内」主張 解放見通せず

政府は3日、稚内沖でロシア当局に拿捕(だほ)された「第172栄宝丸」(160トン、渡辺大介船長)が、日本の排他的経済水域(EEZ)内で操業していたとしてロシア側に2日に抗議したと発表した。5月28日の拿捕から5日要したのは、日ロ間で国境が…

小さな本の壮大な旅の物語 国後島から根室まで1万4,000km

国後島の知人から書籍を郵便で送ってもらった。国際郵便である。北方四島から国際郵便物を受け取ったのは初めての体験だ。これまでは、ビザなし渡航の北方墓参や自由訪問、北方四島交流(ビザなし交流)で年に2~3回、島に渡っていたので、向こうの人に直接手…

ソ連、1972年に北方領土2島決着案 平和条約模索の文書判明

【モスクワ共同】ソ連が中国との対立激化を背景に1972年、日本との関係改善に向け、56年の日ソ共同宣言に基づく歯舞群島、色丹島の2島引き渡しで北方領土問題の最終解決を目指して作成した平和条約案が23日判明した。ソ連が日中関係の正常化を警戒…

領土返還訴えるラッピングバス運行 千島連盟別海支部

千島歯舞諸島居住者連盟別海町支部(臼田誠治支部長)は町有バスの車体に返還運動を啓発する帯を付けたラッピングバスの運行を始めた。根室管内の支部ではラッピングバスの実施は初という。支部のメンバーはバスが返還運動の広告塔として多くの目に触れること…

根室出身のアルメニア大使

北海道、洋上慰霊を検討 北方領土墓参 感染対策で

道は12日の道議会北方領土対策特別委員会で、北方領土の元島民らが古里で墓参りする北方領土墓参事業について、島に上陸せず、墓地に近い海域などに停泊した船上で慰霊祭を行う「洋上慰霊」の実施を、本年度の新たな事業として検討していることを明らかにし…

桜前線、根室に到達 「遅咲き日本一」

根室市と市観光協会は10日、市内の標本木のチシマザクラが開花したと発表した。気象庁の観測地点で今年、最後に開花が確認された釧路市と稚内市より2日遅く、2年ぶりの「遅咲き日本一」となった。(北海道新聞2021/5/10 ) 根室では気象庁の根室測候所廃止に…

北方領土問題 間近に 新任教師ら根室で研修会

根室市に赴任した小中高校の新任教師らが北方領土問題などを学ぶ研修会が4月27日、北方四島交流センターで開かれ、戦前の島の暮らしやソ連軍の上陸、島民の自力脱出や引き揚げ、領土交渉の経過についてお話をさせていただきました。昨年に続き2度目です。写…

国後島・古丹消 45人の島民を脱出させた郵便局長の話

釧路新聞「諸感雑感」(2021/5/4) 古丹消の郵便局長 北方領土に関するブログを始めて2年半になる。先日、茨城県の女性からメールをいただいた。戦前、国後島の古丹消に住み着き、スキーを広めた猪谷六合雄さんのことを書いた文章の中に、おじいさんや親類の…

根室赴任の先生 北方領土問題学ぶ

根室市教委は、市内の小中高校に初めて赴任した教職員を対象に、北方領土について学ぶ研修会を道立北方四島交流センターで開いた。納沙布岬からは実際に北方領土を望み、領土問題への意識を高めた。(北海道新聞夕刊根室版2021/5/7)

昆布大好き、富山県民 背景に「北前船」と「北方領土」

総務省による2020年の家計調査でも、富山市の1世帯(2人以上)当たりの昆布への年間支出額は、全国平均の847円の2倍以上となる1887円で全国1位。昆布が大好きな富山の食文化の背景には、日本海を中心に江戸から明治期の交易を担った「北前船」の存在があ…