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北方四島「洋上慰霊」、知床岬沖からも 国後北部望む新コース 1回増やし計7回

 道は17日、北方領土の元島民らが北方四島付近の海上で船上から先祖を慰霊する「洋上慰霊」を8月20日から9月21日にかけて計7回実施すると発表した。昨年より1回増やし、元島民らの要望を受けて知床岬沖から国後島北部を望む新たなコースを設ける。(北海道新聞2024/6/18)

 洋上慰霊は根室港を発着し、日ロ中間ラインの手前から北方四島に眠る先祖を慰霊する。各回の定員は元島民と家族ら75人程度を想定。昨年と同じく国後島南部方面、歯舞群島方面への日帰りコースをそれぞれ3回行うほか、新たに設ける国後島北部方面へのコースを船内泊を伴う1泊2日の日程で実施する。

 ロシアのウクライナ侵攻に伴う日ロ関係の悪化を背景に、北方領土墓参の再開が見通せない中、道と千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)などは2年前から洋上慰霊を共催。千島連盟は6月17日に参加者募集を始めた。

 鈴木直道知事は7日の記者会見で今年も実施する方針を表明していた。