根室管内の高校生が北方領土問題に取り組む根室振興局の独自事業「Nサミット」の本年度1回目の会議が、オンラインで開かれた。小中学生向けの北方領土クイズを作る計画で、管内6校の生徒12人が話し合った。(北海道新聞デジタル2024/5/28)
22日に行い、歴史、自然、地理の3班に分かれて意見を交わした。歴史班はクイズについて「昔の北方領土の産業や生活が伝わると良い」と発表。自然班からは「エトピリカやシャチなど北方領土の生態系が分かるクイズを作っては」、地理班からは「島の特徴が分かるクイズにしたい」などの意見が上がった。
羅臼高の長岡海唯菜(みいな)さん(2年)は「北方領土について理解を深めながらできた」と話した。次回は7月に根室市で行う予定。クイズは来年1月に仕上げる。