北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2024-03-29から1日間の記事一覧

チェルネンコへの手紙 (北海道新聞「朝の食卓」2024/3/27)

小さく折りたたまれた白い便箋が、根室市の実家から持ってきた仏壇の引き出しの奥に入っていました。 広げてみると、父方の祖父の字。祖父は明治28年(1895年)、滋賀県生まれです。 子どもの頃に母を亡くし、大阪の商店ででっち奉公をしたそうです。習字のお…

滋賀の中学生 北方領土に思い 作文コン入賞者ら、根室訪問し学習

北方領土をテーマにした滋賀県の「第37回『私たちと北方領土』作文コンクール」(北方領土返還要求運動滋賀県民会議主催)で入賞、入選した同県の中学生18人と引率の5人が根室市役所を訪れ、北方領土問題を学んだ。(北海道新聞根室版2024/3/27) 根室訪問は19…

根室のロシア人案内所で交流見つめ22年半 佐々木雅史さん

やりがいのある仕事だった―。3月末で閉館する根室市花咲港のロシア人船員向け案内所「根室市インフォメーションセンター」の2代目職員として働いた22年半をこう振り返る。(北海道新聞2024/3/28) カニやウニを北方領土から運ぶ船員を中心に2001年9月から延べ9…

居座る流氷、過去最長 根室半島北側 観光客「見られて感動」、漁業者「漁に相当影響」

根室半島北側のオホーツク海に流氷がびっしりと居座っている。根室市によると、海面の8割以上が流氷で覆われた状態が21日から続いて28日で8日間連続となり、市などが独自に観測を始めた2011年以降で最長を記録した。市内の納沙布岬周辺にも押し寄せる流氷に…

択捉島・別飛 母親のパートナーを空気銃で撃った33歳の男を起訴

択捉島を管轄するクリル地区のロシア連邦内務省当局は、不法に所持していた空気銃で母親のパートナーを撃ってケガを負わせたレイドヴォ(別飛)在住の33歳の男に対する刑事事件を開始した。母親のパートナーと折り合いが悪かった男は、酒に酔った状態でパート…