北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

北方四島の話題

北方四島含む千島列島免税特区にロシア企業9社参入 投資総額120億ルーブル相当 外国企業はゼロ

今年3月にクリル諸島(北方四島を含む千島列島)に免税特区が導入されて以来、すでに9社が参入している。特区導入から3カ月で新規参入した8社を見ると観光、水産加工、再生エネルギー分野のロシア企業。グランピングの整備、鉱物の採掘や廃棄物管理、コンサル…

小クリル保護区の歯舞群島で撮られたラッコの映像

テレグラム・チャンネル「ShikotanNews」に、小クリル列島(色丹島を含む歯舞群島)の海域でロシア地理学会によって撮影されたラッコの映像が公開された。専門家によると、この地域でのラッコの生息数は数千匹にのぼるとみられているが、地元島民でもめったに…

サハリンで139人の医師が不足 択捉島は医師の欠員1人だけ 国後島・色丹島は医師2人、看護師4人不足

サハリン州では11月1日時点で、医師139人と看護師117人が不足している。深刻なのはユジノサハリンスクで医師41人、看護師42人。医療従事者の欠員が最も少ないのは択捉島などを管轄するクリル地区中央病院(耳鼻咽喉科の医師1名欠員)、パラムシル島などを管轄…

色丹島・斜古丹湾 護岸工事中のクレーンが横転、47歳の運転手死亡

色丹島マロクリルスカヤ湾(斜古丹湾)で護岸工事を行っていた自走式のクレーンが横転し、操作していた47歳の作業員が死亡した。環境技術原子力監督局はクレーンを所有する企業「クリル諸島」の調査に入り、重機が連邦の行政機関に登録されておらず、安全管理…

国後島 地元紙「国境にて」が1947年11月22日の創刊から75周年 週3回、2ページ建てでスタート 発行部数は1,200部だった

国後島の地元紙「国境にて」が11月22日で、創刊75周年を迎えた。記念すべき創刊号は1947年11月22日に、共産党南クリル地区委員会と地区労働者代表評議会の機関紙として発行された。(kurilnews.ru 2022/11/22) 1945 年 8 月から 9 月にかけて、サハリンとクリ…

択捉島・紗那 44歳の住民、麻薬所持と販売で懲役8年3カ月の判決

択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、麻薬所持と販売の罪でクリリスク(紗那)在住の44歳の住民に懲役8年3カ月、罰金5万ルーブルの判決を言い渡した。判決によると、住民はサハリンのノグリキ在住の知人から大量の麻薬を取得し、自宅に隠し持ち、一部をクリリ…

国後島・近布内 放し飼いの牛、ゴミステーションで残飯あさり 

国後島のオトラダ村(近布内)の住民は、放し飼いにされている牛がゴミステーションを訪れ、ゴミを漁っている動画を撮影し、南クリル地区行政府に問題の解決を訴えた。Sakh.online が行政府に問い合わせると、市長室は「南クリル地区の領土の改善と衛生維持の…

色丹島・斜古丹 33世帯が入るアパート完成 

色丹島マロクリリスコエ村(斜古丹) のストロイテルナヤ通りに新しいアパート1棟が完成し、33世帯が入居した。「クリル諸島社会経済発展プログラム」に基づいて整備された。3階建てのアパートは電気ストーブや給湯器があらかじめ備え付けられている。モノリシ…

国後島・古釜布の救助隊に癒し担当の「コシュカ」が入隊

今年の7月、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の救助隊に「コシュカ」という名前の新人が入った。サハリン州緊急事態省によると、ある日、ガレージに3匹のクリリアンボブテイルの子猫が迷い込んだ。「ネコ」=「コシュカ」と名付けられた彼女3匹その中で、最も…

択捉島・紗那の海岸にココナッツが流れ着く

択捉島クリリスク(紗那)近くの海岸を歩いていた住民がココナッツを見つけた。地元の新聞「赤い灯台」のテレグラムチャンネルに「嵐の後、砂浜にはあらゆるものが打ち上げられる。バケツ、網、浮き、ペットボトル、缶詰…」--と書いた発見者は、熱帯の島からク…

国後島の新聞「国境にて」電子版 「ビザなし渡航(交流)」の歴史を振り返る

国後島と択捉島の市長や議長が、ビザなし渡航の実施に関する事務を所管するサハリン州政府の経済発展大臣から「ビザなし交流協定の終了について」と題する通知を受領したことを受けて、国後島の新聞「国境にて」の電子版にビザなし渡航(交流)の歴史をロシア…

日本とのビザなし渡航の終了を正式通知 サハリン州が国後島と択捉島の市長、議長に 北方墓参の枠組みは依然有効と明記

日本とのビザなし交流を進めてきた南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)とクリル地区(択捉島などを管轄)のビザなし交流小委員会委員長宛てに、「ビザなし交流協定の終了について」という文書が届いた。サハリン州のビザなし交流委員会を所管するA.A…

秋の徴兵 国後島5人、色丹島2人が兵役に

秋の徴兵キャンペーンで、国後島から5人、色丹島から2人の若者が兵役に就くことになった。ロシア軍東部軍管区(沿海地方、ハバロフスク地方、サハリン州)の部隊に配属される。南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長は若者たちに別れの言葉を述べ、それ…

択捉島 連邦漁業局サハリン・クリル局長が孵化場など視察

連邦漁業局サハリン・クリル地域管理局長が8日から11日まで、水生生物資源の国家管理と保護に関する業務視察で択捉島を訪問した。クリリスク(紗那)の連邦保安局(FSB)当局者との会合で、2023年に密漁対策などで合同取締チームを組織するなど、一層の協力を確…

国後島・泊、ドゥボボエの緊急医療センターに検査機器を整備

国後島の中心地ユジノクリリスク(古釜布)から55~60km離れているゴロブニノ(泊)とドゥボボエ地区の救急医療センターに最新の検査機器が整備された。コレステロールや血糖値、血圧、眼圧などを測る検査機器が含まれている。ゴロブニノの医療センターはクリル…

北方四島含むクリル開発、大幅減額 サハリン州は今後3年で55億ルーブル、連邦政府4.4億ルーブル止まり

リル諸島(北方四島を含む千島列島)の社会経済開発(※クリル諸島社会経済発展プログラムのことと思われる)のために、サハリン州政府は今後3年間で55億ルーブルを割り当てる--サハリン州政府のコレバティブ建設大臣が州議会で明らかにした。建設省所管の10施設…

サハリンのネットニュースサイトのアクセス制限 ロシア政府

サハリンのインターネットニュースサイトなどを運営するサフコム通信のサイトがロシア連邦通信・情報技術・マスコミ分野監督庁(ロスコムナゾル)によって、ニュースサイトへのアクセスがブロックされた。同社がブロックされるのは8月に続いて2回目。ニュース…

サハリン秋の徴兵 ほとんどはウクライナではなく島内の部隊に配属

部分的動員とは別に11月から秋の徴兵キャンペーンが始まったが、サハリン州では新兵の最初のグループが東部軍管区の部隊に送られた。同軍管区は「新兵のほとんどはサハリンの陸軍部隊で兵役に就く。本土の部隊に行くのはほんの一部だ」と語った。配属される…

色丹島・斜古丹 サハリン州知事「期限内に公園造成工事完了できない場合は副市長を解任」

11月20日までに事業を完了しない場合は、監督責任を有する副市長は解任されるべきだ--サハリン州のリマレンコ知事が連邦政府の補助金で行われている事業について、期限を厳密に遵守することを求めた。「快適な都市環境の形成」プログラムの中で、25地区の公…

択捉島で7年生2人が一時行方不明

択捉島で十代の2人の少年が一時行方不明になる事件があった。管轄するクリル地区警察が住民に情報提供を求めていたが、2人はクリリスク(紗那)から数キロ離れたマトロスカヤ湾で無事発見された。2人はともに7年生で、昨日自宅を出たまま、帰宅していなかった…

色丹島、歯舞群島海域 タコ漁に日本漁船8隻出漁

日本の漁業者は今週にも小クリル列島(色丹島と歯舞群島)の海域でタコ漁を開始すると、北海道新聞が報じている。北海道東部の根室地方の港から8隻が出漁し、色丹島や歯舞群島の海域に漁具を仕掛ける。(安全操業の枠組みで)ロシア当局は10月16日に特定の水域で…

北方四島とサハリンで動員された兵士のために防寒着を購入

サハリン州は部分動員令で招集されたサハリン住民のために冬用の防寒着を購入した。ジャケットパンツは最大8時間の雨に耐えるもので、サハリンとクリル諸島(北方四島を含む千島列島)の住民は暖か防寒着を着てウクライナに向かう。資金はサハリンの企業家が拠…

マヤ文字を解読したクノロゾフ生誕100年 択捉島、国後島、色丹島でアイヌ文化調査

今年はマヤ文明の文字を解読したことで世界的に知られるロシアの言語学者ユーリ・クノロゾフ(1922-1999)の生誕100年。1979年から1990年にかけてクノロゾフをトップに、クリル諸島(北方四島を含む千島列島)への遠征隊が組織された。民族学や言語学、考古学の…

動員されたサハリン住民の戦死者数は?サフコム通信の質問に「国家機密」と当局

「部分動員令でウクライナに送られたサハリン州住民は一体何人死んでいるのか」--サフコム通信が州政府に問い合わせたところ、「大統領令によりロシア兵の損失に関する情報は国家機密にあたり、サハリン州政府に権限はなく、あなたに提供することは出来ない…

国後島の家ネコの遺伝子は北海道ではなく、極東に近い 1994年の津波が影響

国後島の家ネコの遺伝子は日本よりもロシア極東の家ネコに近い--ロシア科学アカデミー極東支部陸上生物相生物多様性連邦研究センターの研究者が科学雑誌「Vavilov Journal of Genetics and Breedingへの手紙」に論文を発表した。科学者らは国後島ユジノクリ…

14日の択捉島オホーツク海側、波高4~5mに 緊急事態省が注意呼びかけ

地域住民と観光客は海に近づかないで!! ロシア非常事態省のサハリン当局は14日朝から夕方にかけて、択捉島のオホーツク海側で4~5mの波が予想されるとして、住民に注意を呼び掛けている。択捉島を管轄するクリル地区の行政機関、ユジノサハリンスク海洋救助…

択捉島・紗那の旧日本人街に注ぐ光

「光が届いた…」イーゴリ・スモリイによる写真。択捉島クリリスク(紗那)の旧日本人街に光が注いだ。島の新聞クラスヌイ・マヤーク(赤い灯台)紙のテレグラム・チャンネルに投稿された。(クラスヌイ・マヤーク2022/11/11) 写真右側手前の建物はビザなし交流の…

択捉島・有萌のバーで発砲事件? 警察当局が捜査

択捉島の警察当局はルイバキ村(有萌)のバーで発生した発砲事件について捜査している。目撃者によると、12日真夜中過ぎに制服を着た男性グループと私服を着た客の間でトラブルがあった。大声で怒鳴り合う声が聞こえた後、銃声のような音がしたという。また、…

伝説の英雄イリヤ・ムーロメツとロシアで呼ばれる日本一の直瀑「ラッキベツの滝」落差140m

正教を守り国を乱す敵を退けたロシア叙事詩《ブィリーナ》の英雄イリヤ・ムーロメツが今も択捉島に生きていることは、誰もが知っている。人を寄せ付けない択捉島最北の滝(ラッキベツの滝=落差140m)に、その名前が付けられたのは1946年。極東最大の滝を「発見…

国後島のクリル自然保護区所長、職員を表彰

長年にわたり国後島や色丹島、歯舞群島の自然保護に貢献したクリル自然保護区のアレクサンドル・キスレイコ所長がサハリン州から表彰を受けた。また、同保護区の研究担当副署長であるエレナ・リニクさんとミカバ・ダツシャエヴィッチ環境保護検査官に感謝状…