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「困難な時期は終わった」択捉島前市長でサハリン最大の養鶏場代表語る

択捉島を管轄するクリル地区の前市長で、現在はサハリン最大の養鶏場であるオストロヴナヤ養鶏場の代表を務めるワディム・ロコトフ氏は、同社のテレグラムチャンネルで「秋までにはオストロヴナヤ養鶏場からの美味しくて美しく健康的な卵が再びサハリン住民の食卓に並ぶだろう」と語った。エカテリンブルクから9万1,000羽のニワトリがサハリンに空輸されたのだ。「この3か月間はオストロヴナヤ養鶏場にとって真の試練だった。吹雪、鳥インフルエンザの流行、検疫、規制当局による検査、メディアでの批判などだ。チームはこれらすべてをなんとか克服した。困難な時期は終わった!」と宣言した。(赤い灯台テレグラム2024/4/18)

(朝日新聞デジタル2024/3/1)

サハリン州で、深刻な鶏卵の供給危機が起きている。ロシアが実効支配を続ける北方領土も含めて州に鶏卵を供給する大手養鶏場で鳥インフルエンザが発生、卵の生産が全面的に止まり、ロシアの大陸部からの搬入に長期間依存する事態となった。