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択捉島「3度目の正直」でやっと新市長が決まる

5カ月間も市長不在だった択捉島を管轄するクリル地区では、3度目となる市長候補の選定手続きで、やっと新しい市長が決まった。同地区議会は「私たちの市長はアンナ・オスキナになります。彼女は市長代理としてロコトフが去った後も常に職務を遂行してきました」と語った。昨年11月にワディム・ロコトフ前市長が辞任した後、クリル地区では権力の空白が生じた。この間、市長の職務は元判事であるアンナ・オスキナ氏が務めていた。これまで二度の市長候補選定手続きが取られたが、誰一人立候補する人がいなかった。同地区では市の予算に4億ルーブルの穴が開いていることが判明したほか、道路の除雪工事に伴う借金を返済できていない。さらに、高級ホテルへのアクセス道路建設に18億ルーブルを割り当てる一方、軍人の子供たちのための幼稚園が整備されていないなど問題を抱えている。(citysakh.ru 2024/4/23)

アンナ・オスキナ氏