北クリル(北千島)のパラムシル島で、ロシア太平洋艦隊のバスティオン沿岸ミサイルシ部隊が、敵艦艇の上陸を阻止する想定で電子的にミサイル発射する訓練を実施した。訓練では、島内での発射装置のカモフラージュと秘密裏の移動に特に注意が払われた。(Pacific…
アレクサンドル・ボロトニコフ議員をはじめとするサハリン州議会の議員らが択捉島を実務訪問した。議員らはクリリスク市(紗那)、レイドヴォ村(別飛)、ゴリャチエ・クリュチ村(瀬石温泉)の文化、医療、教育機関など社会施設を調査するとともに、クリル地区議…
歯舞漁港に水揚げされたトキシラズ=7日午後4時20分ごろ 道東沖など日本200カイリ内で始まった小型サケ・マス流し網漁で7日、まとまった水揚げが根室市や厚岸町であった。数量は5隻で数百キロと少なく、漁業者らは「これからに期待したい」と本番はまだとの見…
幕末以降の日本の貴重な外交文書を展示する外務省外交史料館の展示室が、東京都港区の高層ビル内に移転リニューアルし、8日にオープンする。北方領土関係では、平和条約締結後に歯舞群島、色丹島を日本に引き渡すことを明記した1956年の日ソ共同宣言の文書の…
私たちの「親切な」南の隣国である日本が、またしても自らの足を踏みつけた。日出ずる国(※日本のこと)の当局は、4月17日からロシアへのエンジンオイルやバッテリーの輸出を禁止した。合計164品目が輸出禁止リストに含まれている。日本の経済産業省の発表をタ…
択捉島での2023年の犯罪件数は82件となり、前の年の92件から減少したが、女性や外国人労働者による犯罪が増えている。ロシア内務省クリル地区のセルゲイ・コノワロフ長官がクリル地区議会で報告した。加害者の人数は前年の46人から54人に増え、そのうち女性…
ロシア太平洋艦隊の大型揚陸艦「オスリャービャ」と「ニコライ・ヴィルコフ」がドローン攻撃を撃退する電子シミュレーション訓練を行った。太平洋艦隊広報部の報告によると、訓練はクリル諸島(千島列島)地域で実施された。揚陸艦の無線技術戦闘部隊が、千島…
北海道写真協会の会友で同協会中標津支部長を務める標津町在住の福沢英雄さん(83)が、町内の四季折々の景色などを撮影した絵はがきを制作した。基幹産業の酪農、漁業の様子など、標津をよく知る町民ならではの視点で切り取った。全8種類(各300枚)を町内…
サハリン西海岸のネベリスク--主な魅力の 1 つは、防波堤に寝そべるトドの群れ。彼らが何週間も何もせずに過ごす間、科学者たちはせっせとその数を数えている。専門家によると、4月のトドの個体数は定期的に2,000頭を超えるという。(citysakh.ru 2024/4/5) h…
クリル自然保護区と小クリル列島自然保護区の職員が1月17日から3月6日まで、国後島と色丹島の2つの保護区内で動物の足跡などをカウントする冬季ルート調査を実施した。カウントされた動物のうちクロテンが1,184匹で断トツで、以下キツネ386匹、イイズナ304、…
サハリン南部のアニワ灯台(中知床岬灯台、1939年建設。設計者は旧逓信省の三浦忍技手)の修復に向けて、設計エンジニア、コンクリート構造研究の専門家、生態学者、歴史家、郷土史家が現地調査を行った。リマレンコ知事は、同施設をロシア国防省からサハリン…
「日本と米国は事実上の軍事同盟として機能しており、在日米軍の存在がロシアと日本の間の平和条約の締結を妨げている」—8日、クレムリン公式代表(大統領報道官)ドミトリー・ペスコフ氏がコメントを発表した。大統領報道官は、米国の兵器がロシア国境近くに…
4月6日、択捉島のクリル地区登記所で感動的な儀式が執り行われた。軍服を着た若者と白いドレスを着た女性が指輪を交換し、永遠の愛を誓った。新郎のエルデニ・タバノフさんは来週ウクライナ東部に向けて出発する。その前夜に最愛のアルユナさんとの婚姻届を…
4月5日、国後島ゴロブニノ村(泊)に開校した中等学校と幼稚園の複合施設の建設費は、12億1,788万3,936ルーブルだった。連邦政府およびサハリン州予算から支出された。工事はクラスノヤルスクの建設会社SK グラードが請け負った。地元住民の決定により、名称は…
国後島南部のゴロヴニノ村(泊)に、新たな教育施設「中等学校と幼稚園の複合施設」が開校した。サハリン州政府によると、この施設はクリル諸島社会経済発展プログラムに基づいて建設された。校区のゴロヴニノと、隣接するドゥボボエ村の子供たちが通う。中等…
「大統領、お待ちしております。あなたはクリル諸島(※この場合、北方四島)に飛ぶと約束しました」--サハリン州のリマレンコ知事は3日、オンラインで開催されたプーチン大統領との実務会議の中で、クリル諸島を訪問するよう要請した。知事は「最初にユジノサ…
【根室、厚岸】道東沖など日本200カイリ内のサケ・マス流し網漁が3日午前0時に解禁され、根室市歯舞漁港などから小型船(14トン未満)が次々と出漁した。海水温の上昇などから今年は出漁を1週間前倒しし、これまでで最も早いスタートとなった。(北海道新聞20…
根室市の姉妹都市、富山県黒部市から根室市に通算10人目の相互交流職員、青木太陽さん(37)が着任し、北方領土対策課に配属された。任期は1年。青木さんは「北方領土に興味があった」と北方領土対策課への配属を希望した。(北海道新聞根室版2024/4/4)
【根室】北方領土元島民の人数が3月末現在、前年同期比161人減の5135人となり、1945年(昭和20年)の終戦時に四島に住んでいた1万7291人の29.7%と初めて3割を下回った。平均年齢は同1歳上がり88.5歳と高齢化が進んでいる。千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟…
4月26日から、ユジノサハリンスク(サハリン)--ハルビン(中国黒竜江省)線が週2便に増便される。オーロラ航空によると、ユジノサハリンスク発は火曜日と金曜日、ハルビンからの折り返しは火曜日と土曜日になる。片道料金は 12,400 ルーブルから。機材はDHC-8型…
国後島ユジノクリリスク(古釜布)の住宅の裏で4月1日に出産し、寒さに震えていた母牛と子供は、飼い主が引き取りを拒否したため、別の農家のもとに引き取られることになった。行政委員会が現地に赴き、解決策を見出した。(astv.ru 2024/4/3)
択捉島クリリスク(紗那)にある郷土博物館で展示のリニューアルが行われている。「動植物」と「民族誌」コーナーが開設され、近く住民に公開される。作業はアーティストのマリーナ・コラブレヴァさんとウラジミール・アゼエフさんが担当し、択捉島の四季や冬…
択捉島を管轄するクリル地方裁判所は、酒を飲んで車を運転した同島在住の男に懲役8カ月(執行猶予1年)と2年間運転を禁止する判決を言い渡した。判決によると、男は昨年7月21日、クリリスク(紗那)市内で、トヨタ・ハイラックスサーフを運転していたところを…
北方領土の元島民の人数は、先月末の時点で5,135人と、終戦時に住んでいた人数の3割を下回りました。領土問題が進展しない中で一段と減少が進む状況に、元島民は厳しさを痛感しています。北方領土の元島民などでつくる「千島歯舞諸島居住者連盟」によります…
【根室】5月7日に開庁する根室市役所新庁舎の外壁に、北方領土返還運動をPRする垂れ幕が登場した。垂れ幕は長さ8.7メートル、幅1メートル。2本あり、このうち1本は「北方領土返還要求運動『原点の地』根室市」と訴える内容で北方領土のイメージキャラクター…
色丹島の9年生から11年生35人が1日、キャリアガイダンスの一環として、マロクリリスコエ(斜古丹)にあるサハリン州最大の水産加工企業の一つ「オストロヴノイ水産工場」を訪問し、工場の仕事について学んだ。工場内のほか、従業員用の寮、ホテル複合施設とい…
国後島ユジノクリリスク(古釜布)の中心部で、生まれたばかりの子牛を抱いた母牛が凍えている。地元住民は放置している飼い主の行為に激怒している。子牛が生まれたのは4月1日。「コムソモール60年通りにある家の裏で生まれた。飼い主は何をしているのか?な…
国後島ゴロヴニノ村(泊)で昨年9月に複合施設として開校した中等学校と幼稚園が奉献され、アナスタシア・セルゲイヴナ校長にイコンが贈呈された。昨年9月1日時点で、中等学校は29人の生徒、幼稚運には21人の園児が通っている(定員はそれぞれ60人。40人)工事…
ロシア軍の春の徴兵が4月1日から7月15日まで行われる。初めて、兵役年齢の制限が引き上げられ、最大30歳となる。大統領令によると、15万人を召集する予定だという。政府、地方当局、徴兵委員会は適切な措置を確保するよう指示された。2024 年 1 月 1 日から…
「日本は一貫して二国間関係の残っている部分を排除しようとしている」--日本政府がロシア大統領選でのプーチン氏の勝利に祝意を伝えないと決めたことについて、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は会見でコメントした。さらに、日本側はロシアの選挙を…