北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2024-03-04から1日間の記事一覧

北方領土の生活、映像で追体験 東京の主権展示館 新年度リニューアル

政府は2024年度、北方領土など領土問題に関する日本の立場を発信する「領土・主権展示館」(東京・千代田区)をリニューアルする。かつて日本人が島で暮らした様子などを映像で追体験できるプロジェクションマッピングの導入が柱。文字情報中心の従来の展示…

択捉島 93歳になったイリーナ・シュラムコワさんを祝福 千島に住んで70年

択捉島在住のイリーナ・ニコラエヴナ・シュラムコワさんが93歳を迎えた。クリル地区行政府の幹部やシルバーボランティアの代表らが花束と贈り物で祝福した。イリーナさんはクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)に70年近く住んでいる。会計士学校を卒業して、…

択捉島の女性同盟支部 ウクライナで戦う択捉出身兵部隊に35万ルーブル送金

択捉島のロシア女性同盟クリル地方支部の幹部会議がクリル地区行政府庁舎で開催された。祖国防衛者の日を祝うチャリティーイベントで集まった35万ルーブルの扱いについて協議し、ウクライナ東部で戦っている第39旅団第1突撃中隊「B」の軍人に送金することを…

北極海航路の総貨物輸送量は4億トンに達する可能性がある ロシアVTB銀行試算

ロシアのVTB銀行は、北極海航路の貨物輸送量が10年以内に4億トンに達する可能性があると試算した。そのうち2億トンはロシア企業の貨物輸送だけで供給されるという。昨年の貨物輸送量は3,600万トンで、今年は8,000万トンに増加すると見込んでいる。VTB経営委…

サハリン北部でオオカミの死骸見つかる 本土から氷海を渡った?

サハリン北部ノグリキ地区のヴァル村近くで、サハリン本島にはいないはずのオオカミの死骸が発見された。死因を含め、どうやって島に到達したのかは不明だ。サハリン州林業狩猟局の専門家が死骸に関する情報を確認している。サハリン本島にはオオカミは生息…

北方四島航路の貨客船 氷海をかき分け物資の輸送を続ける

厳しい気象条件にも関わらず、サハリン(コルサコフ)—北方四島航路の貨客船「アドミラル・ネベルスコイ」、「パベル・レオーノフ」、「イーゴリ・ファルフトジノフ」は乗客と貨物の輸送を行っている。今年1 月から 2 月にかけて、約 1,196 人の乗客と 4,911 …