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北方領土返還を若い視点で討論 中高生「サポーター」、札幌で会議

 北方領土返還要求運動の担い手として活動する中高生の「北方領土サポーター」の会議が17日、札幌市北区で開かれた。札幌市やその近郊、根室管内など道内各地からの10人が、自分たちの世代ができる啓発活動について案を出した。(北海道新聞デジタル2024/3/18)

 参加者は3~4人の班に分かれて話し合った。「道内の中学、高校で北方領土に関する自由討論を行う」「さっぽろ雪まつり雪像を作る」「イベント時に、北方領土の特産品を用いたグッズを販売する店を出す」などと提案した。

 参加した北広島・西の里中3年の柿原明さん(15)は「啓発活動が政治的な運動だと思われると、参加のハードルが上がってしまう。北方領土の自然や暮らしなどをアピールし、身近に感じてもらうのが重要だと思う」と話していた。

 北方領土サポーターの事業を行う道によると、サポーターには現在、86人が登録している。

自分たちができる啓発活動について案を出しあう北方領土サポーターたち