「日本は一貫して二国間関係の残っている部分を排除しようとしている」--日本政府がロシア大統領選でのプーチン氏の勝利に祝意を伝えないと決めたことについて、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は会見でコメントした。さらに、日本側はロシアの選挙を利用して南クリル諸島(※北方領土)に対する不当な要求を促進しようとしたとして「第二次世界大戦後、この領土に対する我が国の主権は絶対に反駁できず、取り消すことが出来ない客観的な歴史的事実だ。これについては疑問の余地がなく、永遠に閉ざされている」と述べた。その上で「我々は、日本の人々が、日本政府の現在の反ロシア政策が国益にとっていかに有害であるかを認識し、時間が完全に失われる前に善隣、互恵協力、敬意、相互利益の原則に立ち返ることを願っている」と強調した。(タス通信2024/3/27他)
岸田首相、プーチン氏５選にコメントせず(時事通信2024/3/18)
岸田文雄首相は18日、ロシア大統領選でプーチン大統領が通算５選を決めたことについて、「他国の選挙結果」だとして言及を避けた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
