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知事激怒!! サハリン漁業庁職員解雇 会議資料に北方四島を日本領とする地図を使用

サハリン州漁業庁の職員が会議資料に北海道と南クリル諸島(択捉島国後島色丹島歯舞群島)が同じ色で塗られた日本の地図を張り付けて使用したとして、解雇された。職員は州内の起業家への支援策を検討する作業部会のプレゼンテーション資料作成にあたり、日本のインターネットサイトからコピーした地図を使用していた。会議の出席者から容認できないとの意見が相次いだ。リマレンコ知事も憤慨し、公式調査を要求していた。すでに調査は終了し、地図作成に際して誤りを犯した職員を解雇し、漁業庁のイワン・ラドチェンコ長官を厳重注意とした。知事は「国境の不可侵性は憲法に定められており、今回のような誤りは断固として容認できず、厳罰が必要だ」と語った。サハリン州住民の絶対多数は、ロシアの領土の割譲禁止を明記した憲法改正に賛成しており、新しい規定により、南クリル諸島の所有権をめぐる長年のロ日間の交渉に終止符が打たれるものと信じている。(サハリン・クリル通信2020/10/26)

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