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国後島 タンカーから燃料を貯蔵施設に送る水中パイプラインの工学調査実施

国後島を管轄する南クリル地区行政府は、タンカーから燃料貯蔵施設に燃料を汲み上げる水中パイプラインの建設に向けた工学的、技術的調査を行う。行政府の予算309万9,000ルーブルが充てられ、調査地はユジノクリリスク(古釜布)市街からメンデレーエフ空港方向に6km地点。パイプライン建設は2007-2015年の国家計画「クリル諸島社会経済発展プログラム」の事業に位置付けられ、2012年から始まったが、ずっと引き延ばされている。計画ではユジノクリリスクに3,000立方メートルの燃料貯蔵所と、ユジノクリルスカヤ湾(古釜布湾)のタンカーから燃料を汲み上げるパイプラインを敷設する。公表された入札情報によると、調査は6月30日までに完了する。(サハリン・インフォ2022/4/8ほか)

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