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国後島・古釜布 1週間前に島のガソリンが底つく 次の輸送船は31日到着予定

国後島ユジノクリリスク(古釜布)では、1月21日にガソリンが底をついた。南クリル地区行政府の市長室は「ガソリンを供給するはずだった船が修理のためにドッグに送られたため」と説明した。1月23日に別の船がウラジオストク港を出港したが、荒天により27日まで沿海地方は大荒れとなり、国後島への到着は1月31日の予定だという。この問題について南クリル地区検察当局が監査に入った。2017 年、国後島では「TSK」がユジノクリリスクから6kmに、自社のガソリンスタンドを開設しているが、現在ではディーゼル燃料しか買えない。市内にはもう1つスタンドがあるが、今は稼働していない。地方自治体の設備と運用サービスの設備には事前に購入されていた燃料が提供されている。行政府は「将来の燃料不足のリスクを軽減するために、行政は商業組織の代表者と協力して、島に別のガソリンスタンドを作る問題に取り組んでいる」と語った。国後島のガソリン価格は1月19日時点で1リットル65.39ルーブル(約120円)、色丹島はもっと高く同76ルーブル(約140円)だった。(astv.ru 2023/1/28)