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択捉島・瀬石温泉 暗闇と吹雪の中、紗那からスノーモビルで23km 産科医が出産を助けた

猛吹雪に見舞われた2 月 3 日の朝、択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)村で、体重2600グラム、身長48センチの女の子が生まれた。地元の診療所の医師から、クリリスク(紗那)の地区中央病院に「女性の陣痛が予定しより早く始まった」と助けを求める連絡が入った。通常の交通手段ではたどり着くことは出来なかった。択捉島を管轄するクリル地区行政府によると、産科医のザラフシャン・パルタエバ医師は、救助隊が操縦するスノーモビルに乗って吹雪の中をゴリャチエ・クリュチに向かった。可能な限り最短時間で到着し、女性は無事出産することができた。「関係機関のよく調整された行動のおかげで、すべてがうまくいった。地区中央病院の医師とクリル緊急事態省の職員は、真っ暗闇の吹雪の中を走った」と称えた。女の子は、地区中央病院に移される予定。(astv.ru 2023/2/4)