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「ソ連軍が島に…」北方領土の元島民が語る体験談 中学校で特別授業

2月7日の「北方領土の日」を前に、中学生に北方領土問題について理解を深めてもらおうと24日、福井市内の中学校で特別授業が開かれました。福井市の藤島中学校では生徒に社会問題を自分事として考えてもらおうと、去年から北方領土問題について考える特別授業を開いています。この日は2年生116人が、歯舞群島勇留島出身で北海道根室市に暮らす角鹿泰司さん(85)の話をオンラインで聞きました。当時、小学校低学年だった角鹿さんは島に1台しかないラジオで島民全員で戦争の状況を聞いたことや、ソ連軍が島に入ってきた時に感じた恐怖、妹と命からがら島を脱出したことなどを話し、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。「自分たちにできることを考えていきたい」 「こういう話を実際に聞いたことがなかったので考えさせられた」-- 生徒たちは来月3日に開かれる「北方領土を考える県民のつどい」で、学んだ内容を発表します。(福井テレビ2023/1/24)

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