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日本は国後、択捉、色丹、歯舞の島々で先祖の墓参りを望んでいる

日本の岸田首相は、ロシアとの関係における優先分野として、北方領土への元島民の墓参再開を挙げた。日本は、元島民が先祖の墓を訪れる機会を取り戻したいと考えている。岸田首相はクリル諸島(※この場合は北方四島)への先祖の墓参りは、両国関係において重要な問題であると強調し、「人道的な交流を再開するための条件が早期につくられることを望む」と述べた。国会で立憲民主党の泉党首の質問に答えた。ロシア外務省は昨年春、非友好的な日本への対応措置として、平和条約交渉の拒否、南クリル諸島(北方四島)への日本人のビザなし渡航を停止、島々での共同経済活動に関する協議からの離脱を発表した。ビザなし交流は平和条約締結問題を解決するため、両国の人々の相互理解を促進するため政府間協定に基づいて、1992年に始まった。(サハリン・メディア 2023/1/26他)