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目玉展示はウクライナからの戦利品 モスクワの博物館で「NATO残虐性の歴史」特別展 なぜか広島・長崎への原爆投下コーナーも

モスクワ現代史博物館で4月4日から「NATO…残虐性のクロニクル」特別展が開かれ、これまでに5,000人が来場した。広島と長崎への原爆投下からベトナム戦争ユーゴスラビア空爆など世界各地の紛争で示されたNATOの残虐性を無料で見ることが出来る。ウクライナで行われている特別軍事作戦の「戦利品」としてNLAW対戦車ミサイルウクライナ兵の軍服、アゾフ大隊のロゴが入ったワッペンや認識票なども展示されている。年配のツアーガイドは「NATOの侵略は、後に白血病で苦しめられる日本人の女の子への原爆投下で始まった」と解説。スプートニク日本版によると、広島・長崎への原爆投下を解説した展示では、長崎県知事からロシアに贈られた平和の像、被爆者を追悼するため子供たちが折った千羽鶴の一部なども展示されているという。主催者は「戦争の戦利品は、ロシアがネオナチだけでなく、世界の支配を主張しているNATOにも反対していることを証明している」と話している。対独戦勝記念日の翌日5月10日まで開催。(gazeta.ru 2022/4/17)

写真はスプートニク日本2022/4/21より