北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2022-04-25から1日間の記事一覧

国後島・古釜布の郷土博物館で水彩画展開催 自然保護区副所長のイリーナさん

国後島のもう一人の芸術家イリーナ・ネベドムスカヤさんの水彩画展が南クリル郷土博物館で開かれた。彼女は国後島に30年間住み、現在はクリル自然保護区の環境教育と教育観光を担当する副所長を務めている。国立のトムスク大学卒業、生物学者。水彩画に取り…

閉ざされる海 国際情勢、漁業者を翻弄<原点の地・根室は今>ウクライナ侵攻の衝撃

海霧の向こうには、少し傾いた灯台がかすんで見えた。根室市の納沙布岬から3・7キロ。戦前の1937年(昭和12年)に建設された灯台が立つ北方領土歯舞群島の貝殻島を指さし、市内の元コンブ漁師影井健之輔さん(86)がつぶやいた。「ここはかつて、…

サハリン・四島で対日関係見直しの声 ウクライナ侵攻2カ月 地元メディア報道

ロシアによるウクライナ侵攻から24日で2カ月。北方領土を事実上管轄するサハリン州で、ロシア政府が「非友好国」とした日本との関係を見直す声が強まっている。対ロシア制裁を発動した日本に対し、地元メディアは、同州と北海道との協力関係の断絶やロシ…

目玉展示はウクライナからの戦利品 モスクワの博物館で「NATO残虐性の歴史」特別展 なぜか広島・長崎への原爆投下コーナーも

モスクワ現代史博物館で4月4日から「NATO…残虐性のクロニクル」特別展が開かれ、これまでに5,000人が来場した。広島と長崎への原爆投下からベトナム戦争、ユーゴスラビア空爆など世界各地の紛争で示されたNATOの残虐性を無料で見ることが出来る。ウクライナ…