北方領土の話題と最新事情

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2023-09-04から1日間の記事一覧

墓石が証明する北方領土は日本固有の領土 ロシア「対日戦勝記念日」に考える 「墓は故郷そのもの」平均年齢87歳を超えた元島民の切なる願い

色丹島での墓参の様子(2013年) 軍国主義日本に対する戦勝記念日であり、第二次世界大戦終結の日――。ロシアは今年7月、一方的に9月3日を「対日戦勝記念日」と制定した。ウクライナ戦争をきっかけに、関係が悪化している日本を牽制する動きとみられる。第二…

北方領土元島民の洋上慰霊 思い受け継ごうと4世代で参加

北方領土が旧ソビエト軍の侵攻を受け、実行支配されてから今年で78年。元島民らによる墓参事業はロシアによるウクライナ侵攻の影響で、今は実施のめどがたっていない。少しでも島に近い場所から鎮魂の祈りを届けてもらおうと、8月下旬から始まった今年の…

サハリン南部・千島占領を展示する博物館を視察 メドベージェフ元大統領 

軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日の3日、ロシア連邦安全保障会議のメドベージェフ副議長がユジノサハリンスクのポベダ(勝利)博物館・記念複合施設を視察した。著名なゲストは立体パノラマ「シュムシュ島(占守島)への上陸」や「戦争の最後の…

国後島と色丹島の住民が軍国主義日本に対する戦勝記念日と第二次世界大戦の終結を祝った

南クリル地区の国後島ユジノクリリスク(古釜布)と色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)、クラボザボツコエ(穴澗)で3日、軍国主義日本に対する戦勝記念日と第二次世界大戦の終結の日を祝う厳粛な式典が開催され、機関銃砲兵連隊や国境警備隊の代表、漁業機関や企業…

択捉島の対日戦勝記念日はどのように祝われたのか--地元紙「赤い灯台」から

軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日の9月3日に択捉島クリリスク(紗那)で記念式典が催された。クリル地区のワディム・ロコトフ市長は「親愛なる択捉島の皆さん、この祝日は私たちにとって特別な意味を持っています。この島々で私たちは日本に…