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地区創設75周年記念日に初航海の新フェリーが国後島と色丹島に乗客を届けた

6月5日は、南クリル地区(北方四島)の住民にとって特別な日となった。75年前のこの日、南クリル地区が創設されたことを祝うイベントが多数企画されていた。そして、 この記念の日の午前9時、ユジノクリリスク(古釜布)港に北方四島航路のために造られたフェリー「ネベルスコイ提督」号が、初めての乗客を国後島に届けたのだった。ユジノクリリスク港では、行政府のナタリア・サボチキナ副市長らがヴィクトル・ペチェンニコフ船長を表敬訪問し、「国後島色丹島の住民は、この船の就航を長い間待っていた」と歓迎した。「ネベルスコイ提督」号は6月4日に択捉島に到着しパンと塩で歓迎を受けた後、国後島を経て5日夕方には色丹島まで乗客を運び、6日にコルサコフに戻った。サハリン州政府の主導で建造されたこの船と姉妹船「パベル・レオーノフ」号の2 隻の貨客船はサハリンと南クリル諸島の輸送問題を大幅に改善する。両船とも最大 140 人の乗客と6 台の車両、そしてクリル住民にとって非常に重要な消費財の入ったコンテナを運ぶことができる。(kurilnews.ru 2021/6/8)

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