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ロシア太平洋艦隊の旗艦「ワリャーグ」が宗谷海峡を通過、日本海に入った

ロシア軍東部軍管区は2日、太平洋艦隊の旗艦であるミサイル巡洋艦ワリャーグ」が演習を終えてウラジオストクに帰還するためラペルーズ海峡(宗谷海峡)を通過して日本海に入ったと発表した。同軍管区は「オホーツク海で敵艦船を捜索し破壊する射撃訓練を行ったほか、カムチャツカから帰還する途中、数多くの艦艇演習を実施した」と語った。日本の自衛隊は、北海道北方で「ワリャーグ」の通過を追跡した。監視のためミサイル艇のほか、自衛隊の「P-3C」哨戒機も使用された。(インターファクス2023/11/1)

※写真はcitysakh.ru/newsより

統合幕僚監部の発表(令和5年11月1日)

ロシア海軍艦艇の動向について

令和5年10月31日(火)午前10時頃、海上自衛隊は、宗谷岬(北海道)の北東約270kmの海域において、同海域を西進するロシア海軍スラバ級ミサイル巡洋艦1隻(艦番号「011」)を確認した。その後、当該艦艇が宗谷海峡を西進したことを確認した。防衛省自衛隊は、海上自衛隊第1ミサイル艇隊所属「くまたか」(余市)及び第2航空群所属「P-3C」(八戸)により、警戒監視・情報収集を行った。