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「ロシアと敵対している限り、北方四島での人道交流事業の再開は不可能」--サハリン州知事

「日本がロシアに対して敵対的なレトリックを維持する限り、クリル諸島(※北方四島)における日本との人道交流事業の再開は不可能である」--サハリン州のリマレンコ知事は東方経済フォーラム(ウラジオストクで開催)でのインタビューで、こう語った。8月末、日本側は、クリル諸島南部の先祖の墓を訪れる墓参再開について、外交ルートを通じてロシア側とやりとりを続けていると発表したが、肯定的な回答は得られていない。知事は「彼らが我々の敵の側にいる限り、また彼らが敵対的な発言をしている限り、これは不可能だと思う。彼らには今、ロシアに不満を抱く理由はない。隣国として彼らにとってはそのほうが楽だった。しかし、彼らが敵対的な言葉を放った後、彼らは漁業をやめ(※北方四島周辺での「安全操業」のことか)、人々は車の運転をやめた(※中古車輸出規制のことか)。ヨーロッパと同様に、一問題は一つだ」と続けた。(リア・ノーボスチ2023/9/11)