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択捉島・紗那 千島列島で最大規模の学校が完成 9月1日開校予定

択捉島リリスク(紗那)で建設が進められてきた中等学校の工事が完了した。市の中心部ギドロストロエフスカヤ通りにあり、施設面積は3,500㎡。3階建てで児童生徒400人を収容するクリル諸島で最大規模の学校となる。9月1日の新学期に開校予定。校舎内にはコンピューターサイエンスや物理、化学、技術などの教室、言語ラボなど最新の設備があるほか、低学年用のブロックには寝室やプレイルーム、英語レッスンルームなども完備。校庭には体育の授業やスポーツイベントが行われるスタジアムも整備された。サハリン州のアレクセイ・コレバティフ建設大臣「昨年、隣のレイドヴォ村(別飛)に生徒数132人が学ぶ近代的で美しい中等学校を開設したばかりだが、択捉島には多くの子供たちがいるため、教育機関のニーズを常に満たしていくことが重要だ」と語った。連邦政府の「クリル諸島社会経済発展プログラム」の枠組みで建設された。(sakh online 2023/6/21)