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択捉島・別飛 サハリン州知事が9月1日開校予定の新しい学校を視察

サハリン州のリマレンコ知事は27日、択捉島を訪問し、レイドヴォ(別飛)で9月1日に開校する新しい中等学校を視察するとともに、児童生徒や保護者と懇談した。以前の学校は1960年代初頭に建てられた木造建築で狭かった。132人の児童生徒が学ぶ新校舎について知事は「高速インターネットに接続し、物理、化学、生物学の専用教室もある。才能ある子どもと教師に最も快適な条件を作り出すことが我々の仕事だ」と語った。新校舎は3階建築裁て。講堂、食堂、診療室、図書館などのほか、幼稚園児用にプレイルームや寝室も。別棟に体育館があり、校庭には100mのサッカー場、テニスコート陸上競技場など屋外体育施設も充実している。最先端の設備を備えた調理室について、クリル地区のロコトフ市長は「最先端の自動制御システムを備えたオーブンなどを設置した。学校給食の質に間違いなく大きな影響を与えるだろう」と自慢した。クリル諸島のインフラ整備は継続される。2022年にはクリリスク(紗那)と国後島ユジノクリリスク(古釜布)に新しい学校が完成する。択捉島キトヴィ(内岡)には幼稚園が建設される。サハリン州のキクテバ教育大臣は「新しい教育施設の建設は統一ロシアのニュースクールプロジェクトの最も重要な要素だ」と述べた。(サハリン・メディア2022/7/28)