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「歴史は記憶され、知られなければならない」-択捉島の市長 9月3日「対日戦勝記念日」復活にコメント

択捉島を管轄するクリル地区のロコトフ市長は、ロシア下院が第一読会で、9月3日を軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日とする法案を承認したことについて、自身のテレグラムチャンネルでコメントした。「1945 年 9 月 2 日、戦艦ミズーリ号上で日本の降伏署名が行われ、第二次世界大戦終結した。同日、ソ連最高会議幹部会は9月3日を対日戦勝記念日とすることを決定した。当初、この日は正式な休日だったが、1947 年から再び労働日になった。サハリン州のリマレンコ知事はテレグラムチャンネルで、この取り組みを全面的に支持すると述べた。特に、私たちの過去や勝利が定期的に取り消されたり、価値が低下したりしている現在の地政学的現実において、歴史は記憶され、知られなければならない」と書いた。(択捉島ロコトフ市長のテレグラム2023/5/26)