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色丹島・斜古丹 3階建てアパートが完成 老朽住宅から28家族が入居

色丹島マロクララスコエ村(斜古丹)のストゥデンチェスカヤ通りに、3階建てのアパートが完成し、老朽化した住宅に住んでいた28家族が入居した。色丹島を管轄する南クリル地区のゴミレフスキー市長は「老朽化して危険な住宅からの住み替え政策で、住宅建設が続けられている。今年は色丹島マロクリリスコエ村とクラボザボツコエ村(穴澗)に3階建てのアパート7棟が引き渡しとなる。さらに国後島ユジノクリリスク市(古釜布)では住宅3棟を建設し、合わせて214家族が新居に移り住む」と語った。アパートはモノシリック構造で震度9ポイントにも耐えられる設計で、地震が多い色丹島では特に耐震性が重要。各住戸には配管、電気ストーブ、給湯器が備わっているほか、ファサードにロッジア(開廊)が設けられている。新居を待ちわびていたタマラ・チスチャコワさんは「長い間、新しいアパートでの暮らしを夢見ていた。以前の家は古くて、状態がとても悪かった。今はとても幸せです」と話した。またタチヤナ・プラズニコワさんは「アパートは広くて明るく快適です」と付け加えた。(kurinews.ru 2023/2/3)