北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-02-06から1日間の記事一覧

色丹島・穴澗湾の不夜城 クリリスキー・ルイバク水産加工場 昨年14万トンの原魚処理

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)に夜が訪れた。あかりが灯り稼働中の工場は、択捉島を拠点にしている巨大企業ギドロストロイ・グルーブの「クリリスキー・ルイバク」クラボザボツコエ支店。魚はベルトコンベアで運ばれ、冷蔵庫から最終的に製品倉庫に送られる…

「生活の証し消え、とにかく悲しい」択捉の暮らし伝える校舎焼失 日ソの子どもが使用 学籍・お経に写し持ち帰る 1938年建設の旧国民学校 惜しむ声

北方領土の択捉島の中心地・紗那(しゃな)(ロシア名・クリリスク)で、第2次世界大戦前の1938(昭和13)年に日本人の手で建設された旧紗那国民学校の建物が焼けた。北方領土を実効支配するロシア・サハリン州などのメディアが伝えた。旧ソ連軍による択捉島…

根室国後陸揚庫 高まる保存の声 元島民ら「歴史・領土問題継承を」

「北方領土の日」の7日、四島の返還を訴える集会が根室市や東京都内で開かれる。日露間の領土交渉が途絶える中、旧ソ連に不法に占領されるまで島との通信拠点だった歴史的建造物の保存と活用を求める声が強まっている。元島民らは「本土に残る貴重な施設で、…

国後島を祖父が語り、父が守り、僕がつなぐ 根室の高3「北方領土の日」東京で訴え

【根室】3世代にわたって北方領土と向き合う一家が、根室市にいる。国後島出身の久保幸雄さん(87)は8歳で視力を失ったが、記憶に残る故郷の姿を語り伝えてきた。その思いに応えるように、息子の浩昭さん(55)は北方領土に関わる歴史的建築物の保存…

国後島・古釜布から10kmエリアに新たな居住地を開発

国後島を管轄する南クリル地区行政府は、ユジノクリリスク(古釜布)から約10km離れた、かつて旧コスモデミャンスキー村があったエリアに、新たな居住地を形成することを決定した。(※場所は近布内のそばと考えられる)建設部門の責任者であるアクシンヤ・ピフテ…

色丹島・斜古丹 3階建てアパートが完成 老朽住宅から28家族が入居

色丹島マロクララスコエ村(斜古丹)のストゥデンチェスカヤ通りに、3階建てのアパートが完成し、老朽化した住宅に住んでいた28家族が入居した。色丹島を管轄する南クリル地区のゴミレフスキー市長は「老朽化して危険な住宅からの住み替え政策で、住宅建設が続…

色丹島の景勝地マタコタン 氷上釣りで賑わう

色丹島のオトラドナヤ湾(マタコタン)は、氷上釣りの島民で賑わっている。この日は50人がやってきた。最近はワカサギがどこかへ行ってしまったようで、「なかなか釣れない」とぼやく声がしきり。(ShikotanNews 2023/2/5) https://t.me/shik_news/11709?single