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北方領土啓発でビンゴ大会 オンラインで

 北方領土問題を啓発するためのオンライン・ビンゴ大会が19日、北方四島元島民の2世らでつくる「千島連盟根室管内後継者連絡協議会」(後継連)の主催で開かれた。コロナ禍で実施が難しくなっている啓発事業の打開が狙いだ。(朝日新聞デジタル2022/2/20)

 北海道中標津町の中継会場から択捉島2世の小野瀬稔之・後継連会長(60)が「ビンゴを楽しみながら、北方領土問題を理解してください」とあいさつ。国後島2世の鈴木日出男・千島連盟羅臼支部長(69)が、「後継者が新しい技術を生かした試みです。返還運動にご支援お願いします」と呼びかけた。

 大会には「この催しで領土問題を思い出した」という北海道から沖縄へ移住した人を含む道内外の65人が参加。ビンゴでは、カードに記された瀬石(国後島)やラッキベツ岬(択捉島)など四島の地名が読み上げられた。

 先にビンゴになった10人には羅臼町の「天然花折昆布」や中標津町の酪農製品など、後継連の支部がある四島隣接の1市4町の特産品が贈られた。(大野正美)

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