❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2020/6/23
クリル地区行政府のロコトフ市長は、新型コロナウイルスの感染者が確認された択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)に出されていた緊急事態宣言が6月23日16:00に解除されたと発表した。6月16日、ゴリャチエ・クリュチの軍人の感染が確認されたことから、同村は封鎖されていた。この間、ゴリャチエ・クリュチでは新たに5人(軍人4人、民間人1人)の感染が確認された。さらに同村では女性と子供合わせて2人、またクリリスク(紗那)の男性1人、レイドヴォ(別飛)でもアルタイ地域から来た1人が感染したことが判明。レイドヴォの住民は日曜日に飛行機で来島しており、同乗していた数十人の乗客は自宅隔離されている。これで択捉島では感染者が10人となった。行政府は「感染経路や接触者が特定されている」として、封鎖を解除した。
