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択捉島 「さよならを言う時が来た」ロコトフ市長辞職

「さよならを言う時が来た」--択捉島を管轄するクリル地区のヴァディム・ロコトフ市長が11月30日付で辞職し、住民に向けたメッセージを発表した。ロコトフ氏は約6年2カ月にわたり島で働いた。任期は来年2月にまであったが、地区議会に対し自らの自由意志による早期辞職を求め、11月17日に辞意を表明した。市長の職を離れた後、国家経済の発展に取り組むことも知られている。「親愛なるクリル住民の皆様、同胞の皆様!さよならを言う時が来ました。6 年間の共同作業を通じて、私たちは多くのことを成し遂げてきました。現在、クリル地区は多くの点でサハリン州のリーダーとなっています。私たちの地域は発展しており、美しくなっていきます。私たちは一緒に家、学校、道路、橋を建てました。これまで実現不可能と思われていたものを実現させました。飛行機の便数を増やし、新たに2隻の貨客船が就航しました。ここ数年、私は択捉島を心から愛するようになりました。ここは地球上で最も美しい場所のひとつであるだけでなく、素晴らしい人々、国や地域を思う愛国者が住んでいる島でもあります。クリル地方はサハリンをはるかに超えて知られています。この「世界の終わり」を一度訪れたら、また来たくなる、とゲストが言うのも無理はありません。私が付け加えておきたいのは、私はこの数年間、誠実に働いてきたということです。市長の職を離れても、私たちの美しい島に別れを告げるつもりはありません。私が一緒に暮らし、仕事をする機会があった人々が私の魂の中に残るのと同じように、彼は私の心の中に永遠に残ります。皆様のご健康、職業上の成長、ご多幸を心よりお祈り申し上げます。あなたとあなたの家族に幸せを!」(「赤い灯台」テレグラム2023/12/1)