北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2023-12-03から1日間の記事一覧

真珠湾出撃前艦隊の姿 記憶と返還運動若者世代に <踏めない故郷 4島はいま> 5 

朝に目を覚まして湾を見ると、大きな船が5、6隻停泊していた。数日後には30隻以上になり、沖には軍艦も見えた。夜空に放たれた青白いサーチライトが交差して美しく、不夜城のように明るかった。(読売新聞オンライン2023/11/30) 択捉島の 単冠ひとかっぷ …

日ロ対話の継続重要 墓参枠組み維持「日ロの共通理解」 武藤顕駐ロ大使インタビュー

武藤顕(あきら)駐ロシア大使(63)が今月上旬の赴任を前に、北海道新聞の単独インタビューに応じた。ロシアによるウクライナ侵攻について「ロシアが一刻も早く軍をウクライナから撤退させるべきだとの立場は変わらない」とした上で、対話継続の重要性を…

国後島 徴兵委員会で若者10人の書類審査

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の軍事委員会事務所で11月30日、徴兵委員会の会議が開催され、徴兵年齢に達した若者10人の個人ファイルが検討された。パベル・ゴミレフスキー市長の指揮のもと開催され、地区行政府、地区中央病院、雇用セン…

国後島・ニキシロ ロシア軍が冬期訓練モードへ移行

国後島ラグンノエ(ニキシロ)に駐屯する71435部隊は12月1日から冬季訓練期間に移行した。部隊の冬期モードへの移管の一環として、武器、軍事装備、兵員の再訓練などが行われる。この日の式典では、南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長、第71435部隊のド…

国後島・古釜布 「野良牛」の深夜の散歩

12月1日の夜、国後島ユジノクリリスク(古釜布)--。マンションの住人は、窓の下に散歩中の牛の群れを見つけて驚いた。牛たちはコムソモール60年の通りを移動しながら枯れ草を見つけて食べていた。住民が心配したのは植えたばかりの28本の苗木と牛が残した「ケ…

北方四島からウクライナに派遣、負傷した兵士の帰還を支援 祖国防衛財団

サハリン州の祖国防衛財団は、クリル諸島(※この場合北方四島の択捉島か国後島)からウクライナ東部の特別軍事作戦に派遣され、戦闘で負傷した兵士の帰還を支援した。ヴィクトルさんは、2013年からクリル諸島のロシア軍駐屯地に勤務している軍曹。ウクライナで…

択捉島 「さよならを言う時が来た」ロコトフ市長辞職

「さよならを言う時が来た」--択捉島を管轄するクリル地区のヴァディム・ロコトフ市長が11月30日付で辞職し、住民に向けたメッセージを発表した。ロコトフ氏は約6年2カ月にわたり島で働いた。任期は来年2月にまであったが、地区議会に対し自らの自由意志に…