国後島が深い霧に覆われているため、サハリンからの定期便は12日から4日連続して欠航となっている。オーロラ航空は16日に、欠航となった分の4便の運航を予定しているが、これも遅延するとの情報が入っている。ここ数日間、国後島ユジノクリリスク(古釜布)では濃霧が発生しており、離着陸時の視界確保が著しく困難になっている。国後島メンデレーエフ空港はテレグラムチャンネルで「視程が100m未満になっている」と報告している。サハリン州観光省は旅行者に対し、気象状況を考慮してクリル諸島への旅行を計画するよう求めた。「残念ながら、人間にはまだ天気をコントロールする力がない。したがって、休暇を計画する際には、天気のパターンを考慮することを勧める。ちなみに、多くの旅行会社は天候に左右されないように海上交通を選択している」とコメントしている。(astv.ru 2023/6/16ほか)
メンデレーエフ空港のテレグラムチャンネルより
