国後島ユジノクリリスク(古釜布)では、ガソリン価格が一夜にして1リットル約15ルーブルも値上げされた。住民によると、7日の朝、価格の急騰に気づいたという。前夜まで標準的なAI-92は1リットルあたり71ルーブルだったのが、85.7ルーブルに。AI-95は81ルーブルから90.5ルーブルに跳ね上がっていた。ガソリンスタンドのオーナーによると、仕入れ価格が上昇したためという。「ロシアの液体燃料市場における価格設定の管理は、連邦独占禁止局によって行われており、値上げはサプライヤーからの販売価格の上昇の影響を受けたものだ」と、サハリン州エネルギー省は説明した。一方、南クリル地区行政府は「地域には 2 つのガソリンスタンドがあり、値上げしたのは町から6kmの郊外にあるスタンドで、「ストロイサービス」が所有する別のガソリンスタンドは AI-92 を1 リットルあたり 70 ルーブルで販売している」と話しているが、営業は土曜日だけだ。(astv.ru 2023/4/7)
