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国後島・古釜布 39歳の男が登記所にウオッカ入り「火炎瓶」を投げつけた訳

国後島ユジノクリリスク(古釜布)在住の39 歳の男がウオッカ入りのボトルに火をつけて登記所の玄関に投げつけ、放火未遂の罪で起訴された。捜査関係者によると、男は昨年12月、同居していた恋人に結婚を申し込んだ。男には妻がいたが、離婚すると約束した。しかし、離婚手続きが遅れたため、恋人との間で喧嘩となり、結局別れることに。男は母親と一緒に暮らすようになった。男は母親とも折り合いが悪くなり、酒におぼれた。いつものように酒を飲んだ後、買い物に出た。登記所の建物の前を通った時、離婚手続きが遅れたことでこんなことになったと、怒りがふつふつと湧いてきた。いったん自宅に戻った男は、ウオッカのボトルの口にマスクを詰め、即席の「火炎瓶」を用意。登記所まで戻って、導火線代わりのマスクに火をつけて玄関に投げつけた。は火すぐに消えて大事には至らなかったが、損害額は90万6,000ルーブルと見積もられた。後で分かったことだが、男は登記所の玄関を間違えて、別の事務所のポーチに火炎瓶を投げつけていた。男は起訴されて裁判にかけられる。(sakh online 2023/3/15)