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樺太時代の日本の小学校の門柱解体 バス停留所設置のため「文化遺産に登録されていなかった」市長室が釈明

10月21日にサハリンのウグレゴルスク市(恵須取)に残っていた樺太時代の日本の小学校のコンクリート製の門柱の1つが解体された問題で、地区行政府は「門柱は市の所有物ではなく、文化遺産の登録簿に記載されていなかった」と説明した。情報によると、門柱があるクラスノアルメイスカヤ通りにバスの待合室が建設される予定で、住民は用地の確保を行政に求めていた。日本の学校(※恵須取第三国民学校とみられる)の門柱のうち1つが用地整理作業で解体された。行政府は、残ったもう一つの門柱は解体しないと約束した。(astv.ru 2021/10/22)

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