国後島南部のドゥボヴォエ地区に捨てられた犬や猫の保護施設が建設される。ドゥボヴォエ地区はユジノクリリスク(古釜布)から42kmにある人口100人に満たない小さな集落。かつては国営農場「ダルニー」があって栄えた。国後島を管轄する南クリル地区行政府は築の予算から1億4,000万ルーブルを割り当て、2027年までに建設する。第一期で保護施設本体、石炭倉庫、防火水槽、ディーゼル発電所の基礎、水道の工事を実施。来年度には管理棟の仕上げ工事、暖房、下水道、換気設備やフェンスの設置などが行われる。第 3 段階で電気関連の工事が計画されており、2027 年 2 月末に完成予定だ。保護される動物は飼い主がおらず、地域で放置されている犬や猫だが、公表された入札情報には保護できる動物の数は書かれていない。入札結果は４月５日以降に判明する。(citysakh.ru 2024/3/27)
