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陸揚庫の歴史的意義知って 中標津で23日からパネル展、29日に講座

 【中標津終戦まで北方領土国後島根室を結んだ電信用の海底ケーブルの中継施設「陸揚庫(りくあげこ)」の歴史的意義などを学ぶ講座が29日午後7時から、町総合文化会館(東2南3)で開かれる。(北海道新聞根室版2023/6/23)

 町文化スポーツ振興財団の主催。国後島2世で根室市の谷内紀夫北方領土対策専門員が講師を務める。終戦後、旧ソ連軍の北方領土侵攻の実態が陸揚庫を介して本土に伝わった経緯や、建物保存に向けた活動などを説明する。18歳以上が対象で、受講料は1人千円。

 講座は午後9時まで。23~29日には、同会館で陸揚庫のPR動画と啓発用パネルの展示も行う。入場無料。問い合わせや講座の申し込みは同会館、電話0153・73・1131へ。(川口大地)