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択捉島・ラウス沼 昨年完成の孵化場でサケの稚魚が誕生

択捉島のスヴェトラーナ孵化場で昨年秋に採卵した5,400万粒のカラフトマスとシロザケの卵が孵化した。島内の漁業会社コンチネントが開設した孵化場で、孵化は初めて。稚魚は特別な容器に入れられ、この春に放流される。アレクサンドル・ピジャコフ代表は「この孵化場はわが社のもう1つの投資プロジェクトだ。サケの漁獲量を増やし、加工製品を増産することで地域に税収と雇用を提供する」と話している。択捉島では、孵化場だけでなく、石油とガスの工業団地、農場の建設が始まっている。(sakh online 2023/2/14)

※孵化場はスヴェトラーナ川(ラウス川)が流れ込むクイブイシェフスコエ湖(ラウス沼)に建設された。総工費1億5,000万ルーブルを投じ、年間6,000万尾の稚魚を生産する。