2022-08-17から1日間の記事一覧
2021年2月に亡くなった歯舞群島・多楽島出身の東狐貢さんの十八番芸—元島民が集う懇親会で、おじいさんがコンブ採りの時に着ていた作業着「ドンザ」をまとい、古里の多楽島をひもで手繰り寄せ、会場を湧かした。 島の記憶 77年前、北方四島に旧ソビエト軍…
北方領土最大の島、択捉島出身の山本忠平さん(87)=神戸市中央区=は77年前、旧ソ連軍の占領下での暮らしを余儀なくされ、追い出されるように日本へ強制送還された。13年前から「語り部」となり、戦前からの島での暮らしを伝えている。ロシアによるウクラ…
8月15日は「考古学の日」--。いま択捉島では、観光名所にもなっている溶岩高原「ヤンキト」にある「ヤンキト—4」と呼ばれる遺跡で、発掘調査が行われている。地元紙「クラスヌイ・マヤーク」によると、この場所には50室のホテルが建設される計画がある。ロシ…
択捉島クリリスク(紗那)のクリル中等学校が年内に完成する。400人の児童生徒が学ぶ新校舎は、現在島内で行われている建設工事で最大の規模。契約による引渡し期限は2023年6月だが、請け負った地元企業のギドロストロイ社は、今年11月の完成を目指して、約60…
「追い越し禁止ゾーンの終わり」「追い越し禁止」どっちなの?色丹島のドライバーが完成したばかりのアスファルト舗装道路に設置された道路標識の面白い写真を撮った。SNSのテレグラム・チャンネル「Shikotan News」によると「マロクリリスコエ(斜古丹)の2km…
国後島のゴリャチ―・プリャジ(瀬石)にある南クリル地区中央病院が管理する温泉治療施設が16日の大雨で浸水した。サハリン州保健省によると、ゴリャチ―・プリャジには5つの浴槽がるが、このうち2つの浴槽に泥水が入り、瓦礫が堆積して使用不能となった。残り3…
択捉島では、今年の太平洋サケマス漁でのカラフトマスの漁獲量が1万トンに迫っている。8月に入って漁は好調で、最大手の漁業会社「クリリスキー・ルイバク」はカラフトマス8,510トンを漁獲した。加えてシロザケ13.5トン、ベニザケ10トンなども網に入った。漁…
色丹島のジミトロフ湾(※太平洋側のイネモシリ)の砂浜で巨大なクジラの骨が見つかった。モスクワから観光で来たブロガーのアレクセイ・プリシュチェプさんが発見した。「それは湾の真ん中の海岸に横たわり、頭部の骨が残っていた。少し匂うが、それほどでもな…