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色丹島コンブウス崎の悲劇から30年 衝突事故で漁船員14人が行方不明

30年前の1991年10月17日、色丹島ソ連漁船がパナマ船籍の貨物船と衝突し、14人の漁船員が行方不明となった。住民は今もこの悲劇を忘れることはない。この日、船長以下16人が乗り込んだレーニン漁業集団の巻き網漁船オリホンが出航した。その後、色丹島ボロシン岬(コンブウス崎)の32マイル沖で、激しい暴風に巻き込まれ、パナマ船籍の貨物船と衝突した。乗組員のうち2人がいかだで漂流し、ポランスキー島(多楽島)に漂着し、助かった。生存者によると、パナマ船籍の貨物船は、衝突後、何ら救助活動をせず現場を離れたという。捜索は数週間続いたが14人はいまだに行方不明のままだ。(サハリン・クリル通信2021/10/17)

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