北方領土の話題と最新事情

北方領土の今を伝えるニュースや島の最新事情などを紹介しています。

2021-12-10から1日間の記事一覧

択捉島・内岡 待望の賃貸アパートに入居開始 3ベッドルームが1万1,000ルーブル

択捉島キトヴィ(内岡)地区で2017年に着工した17世帯が入居する賃貸住宅がやっと完成した。入居したのは自治体や公共部門、漁業関係で働く住民。1ルームタイプが月額7,000ルーブル、2ベッドルームタイプ9,000ルーブル、3ベッドルームタイプ1万1,000ルーブルで…

択捉島にガソリン40トン輸送 10日以内にウラジオから

北方四島のガソリン不足は近い将来解決する。12月8日に貨物船エロフェイ・ハバロフ号がガソリンとディーゼル燃料を積んで色丹島に到着。翌9日には国後島で荷下ろしが行われた。燃料の次の配達は12月20日に予定されており、ガソリン40トンが貨物船アナトリー…

択捉島・紗那 地区中央病院に来年「健康診断センター」開設へ

択捉島クリリスク(紗那)のクリル地区中央病院に来年、「健康診断センター」が開設される。サハリン州最初の診断センターは昨年9月にユジノサハリンスクに開設されて以降、国後島のユジノクリリスク(古釜布)の南クリル地区中央病院を含め15機関に設置された。…

ドキュメンタリー映画「クナシリ」が伝える「微妙な真実」

「随分、偏った立場の人ばかりにインタビューしていると思いましたが、北方四島の一面が知れたように感じまた」--ベラルーシ出身のウラジーミル・コズロフ監督が撮ったドキュメンタリー映画「クナシリ」を釧路で観たという友人は、感想をこう語ってくれたの…

サハリンでは最後の日本の狭軌鉄道が消えた

樺太時代に日本が建設した狭軌鉄道がすべてロシア基準に切り替えられた。過去20時間で、マカロフ--トゥマノヴォ間の459メートルの切り替え作業が完了し、日本の狭軌鉄道がサハリンから完全に消えた。日本の狭軌鉄道は75年間使用されたが、輸送リンクの開発を…

早期返還を訴える日本人愛国者の切り札になるか 映画「クナシル」

12月4日の日本の北海道新聞によると、釧路や北見など国内の劇場で、ドキュメンタリー映画「クナシル」が公開された。監督はベラルーシ出身のフランス人、ウラジーミル・コズロフ氏。実際の撮影は2018年5月から6月に行われた。 この映画はソ連軍が国後島に上…